2004年度 札幌向山型国語研究会例会記録


 2005.3.5

■参加者 16名(敬称略)

 荒井,在田,遠藤,仙北谷,松村,名古屋,伊藤,七ッ役,島野。野呂先生,藤田先生,大谷先生は初参加です。
 事務局…三木美子,佐藤真史,田上  講師…千葉幹雄

■内容

1.模擬授業

(1)佐藤真史  「恋する伊勢物語」(藤原佳澄先生の実践再現授業)

 今回もプリント持ちながら読みながらの再現でしたがもともとの授業の構成がすばらしいです。
 男性だけに訊く。
 女性だけに訊く。
 そして当時のスタンダードとは何か示す。
 染谷先生は中学生は「かっこよさにあこがれる」といいますがまさに「かっこよさ」とはなにか伊勢物語を通じて教えてもらいました。(佐藤真史談)

(2)田上大輔  「日本の言葉」

 とにかく内容が薄いです。教材研究不足の授業でした。子どもを心から納得させるだけのものがありませんでした。出直します。

(3)名古屋学  「生きる」

 初めての模擬授業でした。落ち着いた授業ぶりはさすがでした。
 開始15秒でどのように子どもをひきつけるか,7分の組み立てをどうするか,そのあたりの手立てが不足していました。
 また,教材研究という面でも「あやしいところに宝物は眠っている」という視点でされるとよかったように思います。

(4)七ッ役範子 「詩の授業 のはらうた(工藤直子)より」

  2月に行なわれたTOSS北海道合宿での地区別対抗模擬授業を経験され,いろいろな面でパワーアップされたように思いました。
  リズム・テンポが悪かったと思います。授業内容に無駄があったからです。もっと畳み掛けるようにいったほうが,工藤直子さんの詩の楽しさを体感できたと思います。

(5)島野博光  「あいうえおばさん」(再現授業)

 今回は6年生対象の授業を再現していただきました。
 それにしても,同一教材で各年齢を対象にした模擬授業を作られる方はすごいです。
 そして,最後のどんでん返し。思わず唸りました。
 こう感じられたのも特別支援教育サークル白銀代表の島野先生の再現力があってのことだと思います。

2.千葉幹雄先生講座

(1)さつき待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする(古今和歌集・よみ人知らず)
(2)かをる香によそふるよりはほととぎす聞かばや同じ声やしたると(和泉式部)
(3)説明文『日本語を考える』(教育出版5年)

 内容は秘密ですが,今回も「ほーっ」「へーっ」とため息をつくばかり。
 説明文の講座では,ものすごくわかりにくい説明文が,千葉先生の手にかかると,これほど書いてある内容が明確になるのだと驚きました。
 どこで子どもはつまづくのか,一番できない子の立場に立って教材研究をされているうえに,知的な授業です。
 私たちも思わず何度も何度も千葉先生のところにノートを持っていくほど熱中しました。


 2005.1.15

■参加者 16名(敬称略)

 黒田,荒井,伊倉,赤塚,本川,在田,遠藤,仙北谷,松村,石居(年),石居(由)、名古屋(石居先生ご夫妻,名古屋先生は初参加でした) 
 事務局…三木美子,佐藤真史,田上  講師…千葉幹雄

■内容(MLでの佐藤真史先生の報告より)

 1.模擬授業

 (1)佐藤真史 『今昔物語の一節から、月とウサギのルーツをたどる』
   (藤原佳澄先生の実践追試)

  自分でやっていて、元実践の藤原先生のきびきびした発問、たたみかける指示などとの違いが浮かび上がってきました。
  やはり藤原佳澄先生はすごいです。学びました。

 (2)田上大輔 「『へ』と『に』の授業」

  パソコンもサイトもなしなのに引き込まれました。(田上注:使うPCもデータも忘れちゃったのです…)
  きちんと向山実践を押さえて、さらにもう一歩のつっこみがありました。
  論文審査65点はだてではありませんね。

 (3)三木美子 「唱歌の成熟期」(箱根向山国語の次時)

  全国の先生方からうらやましがられるとは思いますが箱根の次時です。
  講義調の段階、まだ授業になっていないとは言いますが唱歌・童謡の授業の奥の深さをかいま見ることができました。
  おそれいりました。

 2.千葉幹雄先生講座 「おはじきの木」

  テープおこし始めます。(田上注:実際の子ども相手のVTRを見ながらの講座でした。)


 2004.11.6

■参加者 12名(敬称略)

 赤塚,荒井,仙北谷,遠藤,佐藤(克),松村,小西,松尾,田上,三木美子(事務局),佐藤真史(事務局),千葉幹雄(講師)

■内容

1.模擬授業

 (1)荒井紀之先生 『説明文の構造・森を育てる炭作り』(教出5年)

  指示がぶれなかったのがよかったです。
  真史先生より「今までの荒井先生の授業で一番良かった」との評価がありました。
  例示された文に違和感を感じたところがありした。そのあたりがクリアされればより説明文の構造がすっきりしたのでと思います。
  千葉先生からは「5年生にしては丁寧すぎる」とのコメントがありました。

 (2)田上大輔 『くらしと絵文字』(教出3年)

  『理科系の作文技術』(木下是雄著)に書かれてある「トピックセンテンス」を扱った授業です。
  千葉先生より「すっきりしている」との評をいただきました。

 (3)佐藤克利先生 『話す・聞くスキル1 回文』(1年)

  1年生の子どもをひきつける手立てが不足していました。テンポがもっとあげていくといいという意見が出ました。
  三木美子先生からは話し方がとても優しくなったというコメントが。

 (4)三木美子先生 『むすんでひらいて』

  詳細は書けませんが,佐藤真史先生いわく「今日の模擬授業はびっくりしました。A級挑戦かと思いました。」「あとは授業として子供の活動場面をいかに作るかということが入ってくるともうシングル、段の世界だと思いました。脱帽です。」という授業でした。

2.千葉幹雄先生講座

 (1)『心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花』

  五色百人一首札幌大会の話から入ったと思うといつの間にか「難波津」の授業にも関係する話に。
  詳しい話は12月のTOSS北海道セミナーでの千葉先生の講座でお聞かせくださるとのこと。
  楽しみです!

 (2)『森を育てる炭作り』(教出5年)

  札幌向山型国語研究会MLに荒井先生が出されたこの説明文に関する質問に,講座の形でお答えいただきました。
  初参加の松尾先生(5年生担任)が「私が何時間もかけて授業したよりも,この30分の方が断然面白かった」「もっと自分の進度が遅ければ(この授業を追試できたのに)…」と言っていました。
  参加者一同唸るばかりです。

PS
千葉先生のご指示で,次回例会より三木美子先生が講座を持たれることになりました。
講座の名前は「マスミのズバリ言うわよ!」(仮称)です。(命名,真史先生)
どうぞお楽しみに!!

 

2004.10.2

■参加者 12名(敬称略)

 赤塚,荒井,仙北谷,遠藤,高杉,泉井,佐藤(克),松村,田上,三木美子(事務局),佐藤真史(事務局),千葉幹雄(講師)

■内容

 1.模擬授業

 (1)田上大輔 『説明文 最初の指導』(3年)

  説明文の「問いの文」と「答えの文」をできない子も最後には自力でわかるようにと考えた授業でした。
  自作の教材文を使い,5分で完結と思っていたのですが時間切れ。
  難易度の設定など貴重な助言をいただきました。

 (2)荒井紀之先生 『遠山に日の当りたる枯野かな』(5年)

  北見の大森塾で大森先生から30分の介入を受けたという授業の再現。
  大森先生の介入内容を聞いて, 「これなら自分も俳句の授業ができそうだ!」と,研究会員がみな感じました。
  また,千葉先生が初めて大森先生の前で授業したときのお話など貴重な裏話も満載でした!

 (3)高杉祐之先生 『虻』(高学年)

  算数では全国区の高杉先生が札向国では2回目の模擬授業に挑戦!
  授業の基本の部分はさすがでした。
  5分という時間もあり,最初の読みの回数,同じ意味のものを問うときの例示の仕方などやや子どもには難しいかなと感じました。
  ただ,とても魅力的な教材です。
  いつか進化した形を見せてくださるのではと思います。

 (4)泉井康宏先生 『寿限無〜話す・聞くスキル』(6年)

  10ヶ月間,例会会場までの道に迷いながら,ようやくたどり着いての初参加。
  三木美子先生も誉める声の聞きやすさでした。
  が,教材の心臓部を外してしまったのが残念。
  次回が楽しみです。

 (5)松村雪子 『さよならさんかく またきてしかく』(1年)

  朝にあったアクシデントを感じさせない落ち着いた授業はさすがでした。
  若干最初の読みがしつこかったかな〜と思います。
  もう少しさらっと扱って,一番楽しい部分に時間をかけたらもっと楽しい授業になりそうです。
  ぜひ追試したい内容でした。

 2.千葉幹雄2段講座

 (1)『やまとうたと日本の心(難波津の歌)』(A表ライセンスの授業)

  弟子一門ライセンスセミナーにて見事2段を獲得された時の授業と教材研究の時やセミナー前後のエピソード,裏話が満載の講座でした。
  詳細は書けませんが,この講座については,来年1月に発売される研究会の冊子「札幌向山型国語研究会2」に本日の講座のテープおこしが掲載される予定です。

 (2)『まんがの方法』(教出5年)

  残り15分ほどの時間でしたが,千葉学級の子どもになったように「向山型要約指導」に挑戦していました。
  実際の授業場面で,「要約指導」をどう行なっていけばいいのか,模擬授業の形で示していただきました。
  いつもこのような指導を受けられる千葉先生の教え子さんは何と幸せなのか!
  「自分の教え子にもこんな気持ちを味あわせたい!」と心から思った講座でした。

PS1
本日,例会終了後に千葉先生からおみやげをいただきました。
それは,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃがいもです。
しかも,千葉先生から「このじゃがいもは〜だから〜の料理に使うといいよ」などという解説つきで。
何と素晴らしい研究会なのでしょうか!!(笑)

PS2
9月の札幌向山型国語研究会MLの発言数は548件でした。
一部では,「どこへ出しても恥ずかしいML」として有名です…。(でもその中にこっそり質の高い内容が隠れているのです)
MLに加入されたい方はぜひ例会にお越しください。

2004.7.3

■参加者 11名(敬称略)

 赤塚,荒井,梅田,黒田,仙北谷,七ツ役,廣川,田上,三木美子(事務局),佐藤真史(事務局),千葉幹雄(講師)

■内容

 1.模擬授業

(1)田上大輔 『大地』(光村5年)

 昨年の向国盛岡での秋田の石川真悦先生の授業です。
 先日仙台で行われた「TOSS分析批評初心者MLの集い」で実際に石川先生の授業を受け感動し,ぜひ札幌向山型国語研究会員のみなさ  んに伝えたいと思い,再現授業に挑戦しましたした。
 仙台での石川先生の授業では,子ども役一人一人が大切にされ,「先生に見てもらっている」という気持ちになり,授業内容もすっと理解でき  るものでしたが,私の授業ではそうなりませんでした。
 細かい部分での言葉の違いなどもあるのでしょうが,目線,表情などの非言語性のメッセージ,その時その時に応じた対応など技能の面での  違いが大きさが要因だと思います。
 改めて優れた技能を身につけることの難しさを感じました。

(2)赤塚邦彦先生 『花を見つける手がかり』(教出4年)

 前回のリベンジに挑戦しました。
 向山実践をベースにしたものですが,「問いの文」を見つけるところで躓きがありました。
 千葉先生より,赤塚先生が子どもにわかりやすいように良かれと思ってつけた前半部分があることによって混乱が生まれているとのアドバイス  がありました。
 授業の組み立てに問題があったのです。
 向山先生の原実践通りにすることの大切さを学びました。
 ですが,前回に比べて格段に授業はよくなったとのお褒めの言葉も三木先生はじめみなさんにいただきましたから,もっと自信を持って堂々と授業できれば更によくなると思います。

(3)三木美子先生 『この道』

 前回の授業と最後に扱う詩は同じなのですが,組み立てはがらっとかわっています。
 歌の歌詞から最後の「この道」につながる展開が見事です。
 千葉先生がコメントされましたが,授業検定D表でいうところの「開始15秒のつかみ」が圧巻です。
 参加者の雰囲気ががらっと変わりました。
 学ぶところの大変多い模擬授業でした。

(4)廣川徹先生 『アサガオ』(光村4年)

 初参加の廣川先生です。
 「見えるものは何か」という問いに対し,宇宙船という意見が出ました。
 その妥当性について論じるところで授業が終わりました。
 多様な意見が出てきたときにどう授業の続きにつなげていくか,言葉の根拠のない意見に対してどう対応するかということの難しさを感じました。  なぜこの詩に「うちゅう」という言葉が出てくるのか,千葉先生の解釈を聞き唸りました。

(5)荒井紀之先生 『フィンガーペインティング』

 国語の授業ではありませんが,先日の「特別支援MLの集い」に参加された荒井先生が「フィンガーペインティング」の再現をしてくださいました。
 実際にやってみて意外な難しさを感じるとともに,思わず熱中してしまう楽しさを感じました。
 フィンガーペインティングに取り組んだ後の子ども達の字の上達振りや色塗りの丁寧さが格段によくなったことに驚愕です。
 自分のクラスの指先の微細運動が苦手な子にぜひ実践してみたいと思いました。  

 2.千葉幹雄先生講座

(1)『5月の初め,日曜日の朝』(教出5年)

 前回の講座を単元全体の指導計画をもとにもう少し詳しく教えてくださいました。
 この指導計画があれば,向山型国語を実践していくうえで年度当初に必要な事柄が一目でわかるうえに,教材を分析する視点もわかるというお宝です。

(2)『手話』(教出6年)

 昨年私が教室で授業したときには読んで終わりというような扱いだったと記憶しています。
 それが,千葉先生の発問1つで,詩の中の言葉をしっかり考えようとぐっと意欲がわいてきました。

(3)『俳句』
 「湖をとりまく□の高嶺かな(正岡子規)」
 「□立つや川瀬にまじる風の音(飯田蛇笏)」
 □に入る季節は何でしょうか?
 言葉の持つイメージについて,そしてそのイメージがたくさんわくように子どもにどういう言葉がけをするか,千葉先生の6年生に対する授業の一幕でした。

 

2004.6.5

■参加者 11名(敬称略)

 赤塚邦彦,荒井紀之,田上大輔,佐藤裕三,遠藤由希子,仙北谷彩, 七ツ役範子,本川恵美子,三木美子(事務局),佐藤真史(事務局), 千葉幹雄(講師)

■内容

 1.模擬授業

(1)仙北谷先生 『母の漢字文化』

 漢字文化の授業は「ただのクイズ」で終わってはいけないという三木先生のご指摘がありました。
 もうひとひねりあればよかったです。

(2)赤塚先生 『花を見つける手がかり』(教出4年)

 授業の核心に入る前に,形式段落のつけ方で混乱しました。
 「 」のあとに改行があった場合,段落として扱うのか?
 向山先生,椿原先生の先行実践との違いはどうしてうまれたのか?
 次回でのリベンジ宣言がありましたので期待したいです!

(3)荒井先生 『作文指導』

 三木先生や裕三先生が指摘したように,「主語を書かせる」ことを学ばせたいのか,「発想豊かに文章を書く」ことをさせたいのか,何をするのかしぼってやられるとよかったのかなと思います。

(4)田上 『けむりのきしゃ』(教出1年)

 見るも無残な結果に終わりました。
 7分に授業内容を詰め込みすぎの上,対応の技術も未熟です。
 例会後に裕三先生から発問の代案をいただきました。
 子どもの視覚に訴える発問,唸りました。

(5)三木先生 『北原白秋の詩』
 千葉幹雄先生もおっしゃっておりましたが,三木先生が授業されるだけでとっても勉強になります。
 子どもを巻き込む方法,対応,教態,声,教材研究など圧巻です。
 今回は,3つの教材(『海雀』『りすりす小栗鼠』『この道』)のコラボレーションがすごかったです。
 授業後には知的感動を覚えました。
 演習的なものでもいいのでぜひ毎回お話を聞きたいと思いました。

 2.千葉幹雄先生講座

(1)『うしろのまきちゃん』(教出2年)

 補教に行った2年生での授業の貴重な再現でした。(千葉先生は現在高学年の国語と算数のTTを担当しております)
 わずか1時間で,鍛えられていない2年生相手にどのような授業をするか。
 与えられた1ページ弱の教材のどの部分を刈り取るか。
 想定外の子どもの反応にどう対応するか。
 またまた勉強になりました。

(2)『河野裕子の短歌』

 たとえば君ガサッと落ち葉すくふやうにわたしをさらつていつてはくれぬか
 夕闇の桜花の記憶と重なりてはじめて聴きし君が血の音
 君は今小さきみずたまりをまたぎしかわが磨く匙のふと暗みたり
 君を打ち子を打ち灼けるごとき掌よざんざんばらんと髪とき眠る
 しらかみに大き楕円を描きし子は楕円に入りてひとり遊びす

 以上の5つの短歌についてです。
 「○○○への応援歌」ということで,ご用意されたものです。
 「○○○」に入る言葉は?

(3)『5月の初め,日曜日の朝』(教出5年)

 千葉先生が実際に教室で授業されたものです。
 最初の単元で,向山型国語の授業を展開していく上で重要なことを緻密に指導されているお話を聞き,自分の実践と比較してしまいました。
 千葉先生の授業は1年間ずーっと線でつながり,私の授業は毎時間ぷつぷつ途切れているという感じです。

 60分弱の時間で,3つの内容。
 もっともっとお話をお聞きしたかったです。

 

2004.5.1

日時 5月1日(土)10時から12時
場所 札幌北区民センター
参加者 七ツ役、遠藤、田上、赤塚、本川
事務局 三木、佐藤
講師 千葉幹雄
参加者8名。

【内容】
1,佐藤模擬授業 3年光村「春のうた」
千葉先生から、範読はいらない。まずめいめいに読ませないさいとご指導受けました。
秒殺でした。我流でした。さらに原典にあたる努力を怠っていました。また沈没です。

2,田上先生模擬授業 「字謎」
途中で長さのちがう点画があって、「?」というところもありましたがルールがわかってくると、引き込まれました。
途中パソコンのトラブルもありましたが、教態の安定感はさすがです。

3,三木先生模擬授業 文部省唱歌「ふるさと」の詩
三木先生の語りを聞けただけでなんだか安心してしまいます。
ユーモアもありましたが、きちんと主題をとらえさせる授業の組み立てに舌を巻きました。

4,赤塚先生再現講座
向山型国語教え方教室(東京会場)での大森先生、伴先生の介入再現
1年生に絵だけの教科書をどう教えるか?
聞けて良かったです。

5,千葉先生講座
「三年とうげ」の発問
俳句の講座は
「あら蓑の藁の青みやはつ時雨」(大島蓼太)と「初時雨猿も小蓑をほしげなり」(松尾芭蕉)でした。
どちらも「初時雨」が出てくる俳句です。
雨の降り方を問うことで心情まであぶり出されるのがよく分かりました。

 

2004.4.10

参加者 七ツ役、遠藤、荒谷、田上、仙北谷
事務局 太田恵子、佐藤真史
講師 千葉幹雄
参加者 8名。

【内容】
1,佐藤真史模擬授業
4年、光村(上)とびらの詩「かがやき」
まったく輝くことなく沈没です。
帰りの地下鉄で千葉幹雄先生ならという核になる発問を教えていただきました。
すうっと霧が晴れました。ありがとうございました。

2,荒谷先生模擬授業
谷川俊太郎「いるか」、伴先生の追試です。
楽しく、テンポよく進みました。
伴先生の追試と聞いて家に帰って本を開いたら、ちゃんと線が引いてありました。
長期記憶も短期記憶もだめになっています。

3,七ツ役先生講座
TOSSデー用講座、「あかねこ漢字スキルの使い方」
時間があったので急遽、やっていただきました。得をしました。感謝です。

4,田上先生講座
TOSSデー用講座、「漢字スキル」
これはすごい!おすすめです。
4月29日の苫小牧TOSSデーは見逃せません。

5,千葉幹雄先生講座
「夕立や草葉をつかむ群雀」
以前の田上先生の模擬授業教材を扱ってくださいました。
説明に画像が必要かどうか教えていただきました。

今回、初めて、千葉先生から次回までの宿題が出されました。

 

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