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【同時進行の向山型国語1年(教育出版)】
「みぶりをつかってはなそう」「かん字のひろば3」
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
作成日:2010年2月19日
更新日:2009年2月20日
○授業記録 第1時へ 基本型を確認する 第2時へ どんなヒントを出せばいいか 第3~4時へ クイズをつくる 第5~6時へ 原稿用紙にクイズを書く 第7~9時へ クイズを出題する 第10時へ かん字のひろば3 |
【授業記録】
第1時 基本型を確認する 2月2日(火) |
五色名句百選かるた。
漢字スキル4番左ページ。
暗唱、四字熟語フラッシュカード。
聴写2問「天きのいい日だ。」「女の子がしゃべった。」
教科書は「みぶりをつかってはなそう」に入る。
最初に、教科書を読む。
そして、みんなにもこのようなクイズをつくってもらい、みんなに出題するという大まかな流れを説明した。
教科書で例に出されているクイズに戻り、
発問 ヒントはいくつありますか? |
と聞く。教科書に番号をふらせる。5つである。
そして、基本型の提示。
「生きものクイズを出します。」
ヒントをいくつか
「さて、ぼくのはなした生きものはなんでしょうか。」
第2時 どんなヒントを出せばいいか? 2月3日(水) |
漢字スキル4番テスト。
暗唱、四字熟語フラッシュカード。
「みぶりをつかってはなそう」は、ヒントについて。
ペンギンの問題を例に出し、
発問 生き物について、どんなヒントを出せばいいですか? |
と聞く。
子どもたちからは、「大きさ」「行動」「泳ぎ方」「食べ方」「走り方」「住んでいるところ」「鳴き声」「体のつくり」「色」「えさ」などが出る。
発問 では、「ゾウ」を答えにするなら、どんなヒントを出せばいいですか? |
ノートに書かせる。
子どもたちからは、
(1)えさを鼻で食べます。
(2)えさは草(りんご)です。
(3)色はねずみ色(灰色)です。
(4)サーカスが得意です。
(5)水を噴きます。
(6)背の高さは、私より高いです。
(7)鼻に水を通して水浴びをします。
(8)アフリカにすんでいます。
(9)二種類います。
というような意見が出てきた。
発問 たくさんのヒントをどんな順番で出せばいいですか。 簡単なヒントから難しくすればいいのか、難しいヒントから簡単なヒントをだせばいいのか、どちらですか。 |
半々に分かれる。
だが、意見を言わせると「難から易」の方がいいということになった。
第3~4時 クイズをつくる 2月4日(木) |
漢字スキル5番右ページ。
暗唱、四字熟語フラッシュカード。
聴写2問「足をとめる。」「右手でひっぱる。」
「みぶりをつかってはなそう」は、クイズ作りに入る。
指示 生き物クイズの「答え」を1つ決めなさい。 |
ノートに「生きものクイズ」と書き、「答え→~」と書かせる。
確認する。
指示 ヒントを考えます。書き始めに「○」と書いて、その下にヒントをかきなさい。 |
1つ書けたら持ってこさせる。
5つ前後書かせる。
指示 ヒントの順番を考えます。ヒントの最初にある「○」の中に、順番の数字をかきなさい。 |
できたら持ってこさせて確認する。
第5~6時 原稿用紙にクイズを書く 2月5日(金) |
漢字スキル5番テスト。
暗唱、四字熟語フラッシュカード。
聴写「左はあっちだ。」「車に気をつけよう。」
「みぶりをつかってはなそう」は、クイズをノートに書く授業。
まず、原稿用紙に題名を書かせる。
これは全員共通で「生きものクイズ」
次に、名前を書かせる。
隣同士書けたら二人で持ってこさせチェック。
名前まで確認できたら、最初の一文を書く。
「これから生きものクイズを出します。」
指示 原稿用紙に「生きものクイズ」と題名をかきなさい。 |
2マス空けて書くことを確認する。
指示 名前を書きます。隣同士書けたら、一緒に先生の所へ持ってきます。 |
隣同士で持ってこさせることで、お互いチェックするのでミスが減る。
指示 最初の一文を書きます。 1マス空けて。(確認) 「これから生きものクイズを出します。」 と書きなさい。 |
指示 ノートを見ながら、最初のヒントを書きなさい。 |
最初に1マス空けを話す。
書けたら持ってこさせ確認する。
そして、「次は、ここから書くんだよ」と次に書き始めるところを指さして教える。
次の時間には、ヒントの部分を書き終える子も出てくる。
指示 最後に「さて、ぼく(わたし)のはなした生きものはなんでしょうか。」と書きなさい。 |
ここは、書くのがみんな一緒にならないので、黒板に書いておき、後からでも見ながら書けるようにしておく。
早くかけた子には、2つ目のクイズをつくらせる。
第7~9時 クイズを出題する 2月8日(月) |
漢字スキル6番右ページ。
暗唱、四字熟語フラッシュカード。
聴写「ジェットコースターにのりたい。」「スケートセットをわすれた。」
いよいよ、クイズの出題に入る。
教科書で、話し方、聞き方の確認をする。
1.ヒントを1つ出したら、5秒くらい間をあける。 2.最後のヒントを出したら、出題者が指名する。(まだ当たっていない子優先) 3.聞く方は、「出題者の名前→答え」をノートに書く。 4.第1ヒントで正解したら三重丸。第2ヒントで正解したら二重丸。第3ヒント以降で正解したら○。 |
ということも確認。
第10時 かんじのひろば3 2月12日(金) |
漢字スキル7番左ページ。
暗唱、四字熟語フラッシュカード。
「かんじのひろば3」に入る。
まずは上の段。
似ている漢字の形に気を付けて書く問題。
そのまま教科書に書きこませる。
続いて、漢字集め。
まず、例の「田」のつく漢字から。
発問 「男」と「町」という字の中には、「田」があります。どこにあるか○で囲みなさい。 |
確認。
発問 次は「木」のつく漢字です。「森」と「村」のどこに「木」があるか、丸で囲みなさい。 |
確認。
発問 「森」と「村」以外にも「木」のつく漢字があります。 1年生で習う「木」のつく漢字を全部書きなさい。 |
少しずつヒントを出してあげる。
「林」「校」「本」「休」がある。
発問 1年生で習う「子」のつく漢字を全部書きなさい。 |
これも少しずつヒントを出す。
「字」と「学」である。
次の時間に、P57の「あみだ」をやらせて、単元末テスト。
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