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【同時進行の向山型国語1年(教育出版)】

「えと ことばで かきましょう」

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔
作成日:2009年5月20日
更新日:2009年5月29日

  
 ○授業記録
   第1時へ 教科書の文を視写する
   第2時へ 何を書くか決めさせる
   第3時へ 「題名」を決めさせ、書き始める
   第4時へ 続きを書く
   第5時へ 発表会をする
   第6時へ 「家族」という課題でかかせる
   第7時へ 本文と絵をかく
   第8時へ 発表会をする
   第9時へ 学習したひらがなを組み合わせて言葉をつくる
   


【授業記録】  

 第1時 教科書の文を視写する 5月20日(水)1 

 ことわざカード。
 かんじスキル15番「ろ」の練習。
 「がぎぐげごのうた」を一斉読み、たけのこ読み。

 教科書は、「えとことばでかきましょう」の学習に入る。
 状況の説明をし、絵の部分、文の部分がどこかを確認する。
 
 練習のために文の部分をノートに写すことを話し、ノートの用意をさせる。
 新しいページがどこなのか確認をする。
 自作したお手本プリントを配り、

指示 題名の「あめふり」だけ書きなさい。

 書けているかどうかの確認をする。

指示 1行開けて、3行目。「あめふり」と書いた隣の隣の行です。
    「みんなで~」の「み」だけ書きなさい。

 確認をする。

指示 残りもすべて写しなさい。

 できた子にノートを持ってこさせ、確認をする。
 
 残った時間で、「濁点プリント」の続きを行う。

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 第2時 何を書くか決めさせる  5月20日(水)2

 輪郭漢字カード。
 かんじスキル15番「ひ」の練習。
 「がぎぐげごのうた」の音読。
 タケノコ読みで回数制限3回までと2回までをそれぞれ。
 
 「えとことばでかきましょう」で、何について書くかを決めさせる。
 書く内容についていくつも例示する。

 ノートを出させ、

指示 「かくこと」とノートに書きなさい。

 確認する。

指示 1行開けて、3行目。「かくこと」と書いた隣の隣の行です。
    何について書くか、ノートに書きなさい。

 持ってこさせ、チェック。

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 第3時 「題名」を決めさせ、書き始める 5月21日(木)

 ことわざカード。
 かんじスキル15番「ゆ」と16番「る」の練習。
 「がぎぐげごのうた」の音読。
 一斉読み1回、たけのこ読みで回数制限2回までと1回までをそれぞれ。

 「えとことばでかきましょう」は、こちらでプリントを用意して行うことにした。
 左側に絵を描き、右に言葉を書く。
 まずは、「題名」を書かせた。

 「題名とは何か」ということについて、昨日勉強した「あめふり」や「桃太郎」などのお話を例にとって説明していった。
 そして、昨日、子どもたちが考えた「書く内容」も例にとり、どんな題名にすればいいか例示した。

指示 (プリントを見せながら)一番右はじの行に題名を書きます。
    書けたら持ってらっしゃい。

 それぞれチェックをする。
 本来であれば、一度、ノートに書かせてからプリントに書かせた方が良かったと思う。

指示 題名を書いたら、「言葉」から書いてもかまいません。「絵」から描いてもかまいません。
    自分の好きな方から始めなさい。

 挙手で、どちらから始めるかを確認し、始めさせた。 
 この日は、途中で終了。

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 第4時 続きを書く 5月22日(金)

 ことわざカード。
 かんじスキル16番「へ」の練習。
 
 「がぎぐげごのうた」の音読。
 一斉読み1回、たけのこ読みで回数制限3回までと1回までをそれぞれ。

 「えとことばでかきましょう」は昨日の続き。
 この時間で、ほとんどの子が書き終えた。

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 第5時 発表会をする 5月25日(月)

 ことわざカード。
 かんじスキル16番「ぬ」の練習。
 
 「がぎぐげごのうた」の音読。
 一斉読み、たけのこ読み。
 
 「えとことばでかきましょう」は発表会をした。
 最初に、どのように発表するかを教える。

(1)全員が発表すること。
(2)前に出て、紙をみんなに見せながら発表すること。
(3)言いたい順番で前に出ること。
(4)次の人、次の次の人、次の次の次の人と3人まで横で待っていていいこと。
   ※「指名なし順番発表」

 そして、見ないでも言えるようになるまで練習させる。
 
 最初は戸惑って前に出てこなかったので、
「1年1組は、誰も自分から前に出てこられないのですね。」
と煽る。
 すると、ざざっと子どもたちが前に出てきた。
 その後は、途切れることなく続く。
 
 聞き方、話し方、拍手の仕方も指導。

 5名、できなかったので、この日の5時間目にもう1時間あった国語で発表させた。
 ちなみに、5時間目の国語では、「十二支」の暗唱も行う。

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 第6時 「家族」という課題で書かせる 5月26日(火)

 ことわざカード。
 かんじスキル17番「め」の練習。
 
 「がぎぐげごのうた」の音読と十二支の暗唱。
 
 「えとことばでかきましょう」は新たな課題で書かせることにした。

説明 今度は「家族」について絵と言葉でかきます。
    親でもおじいちゃん、おばあちゃんでも、お兄ちゃん、お姉ちゃんでも、弟、妹でもかまいません。
    ペットでもいいです。

 質問が出たので、それにこたえる。
 ノートを出させる。

指示 「かくこと→かぞく」と書きなさい。
 
指示 誰について書きますか。それが題になります。
    「だい→ 」と書きなさい。

 ノートを持ってこさせ、チェック。
 紙を配り、題名と名前を書かせて終了。 

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 第7時 本文と絵をかく 5月27日(水)

 ことわざカード。
 かんじスキル17番「も」「や」の練習。
 
 「がぎぐげごのうた」の音読と十二支の暗唱。
 
 「えとことばでかきましょう」は昨日の続き。
 今日は、本文と絵をかかせた。
 
 早くできた子は、発表の練習。
 見ないで言えるようになったら、私の前に来させてテスト。

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 第8時 発表会 5月28日(木)

 ことわざカード。
 かんじスキル17番「れ」の練習。
 
  「がぎぐげごのうた」の音読と十二支の暗唱。
 
 「えとことばでかきましょう」は、2回目の発表会。
 前回と同様に進める。

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 第9時 学習したひらがなを組み合わせて言葉をつくる 5月29日(金)

 ことわざカード。
 かんじスキル19番「に」「を」
 これにて、新しいひらがなの学習は終了。

  「がぎぐげごのうた」の音読と十二支の暗唱。  

 ひらがなの学習が終わったのを記念して、学習したひらがなを組み合わせて言葉を作らせた。
 TOSSランドにある「五十音チャレンジャー」と同じことをプリントとノートで再現したのだ。

 まず、五十音の書かれてあるプリントを配布する。
 そして、例示をしながら次のことを説明した。  

1.ひらがなを組み合わせて言葉を作る。
2.1つのひらがなは、1回しか使えない。
3.使ったひらがなのプリントのところに、×印を付ける。 

 ノートに①と書かせ、まず1つ目を作らせた。
 書いたこと、×印を付けたことを確認し、②も書かせる。
 同様に、確認をする。
 
 大体できていたので、続きをやらせていった。
 ものすごく熱中した。

 授業の終わりに、ある子が
「あ~、のうみそ、すご~く使った!」
とつぶやいていた。


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