TOSSランド/©TWO-WAY/授業・教科/国語/1年生/インターネットランドNO,

【同時進行の向山型国語1年(教育出版)】

「なにがかくれているのでしょう」

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔
作成日:2009年6月18日
更新日:2009年6月30日

  
 ○授業記録
   第1時へ 音読練習1
   第2時へ 音読練習2
   第3時へ 音読練習3
   第4時へ 「問い」と「答え」
   第5時へ 上手に隠れることのできる他の虫
   第6時へ 「にいにいぜみ」の説明文を書かせる
   第7時へ 「おおかまきり」の説明文を書かせる
   第8時へ 「しゃ、しゅ、しょ」1
   第9時へ 「しゃ、しゅ、しょ」2
   


【授業記録】  

 第1時 音読練習1 6月18日(木) 

 かんじスキル35番。
 教科書のP45。ノートを出させ、
 「け→は→ほ」
 「わ→れ→ね」
 「あ→め→ぬ」
をそれぞれ書かせる。間違えやすいポイントを言わせる。

 新しく「なにがかくれているのでしょう」の学習に入る。
 教科書の音読。
 「追い読み」を2回、一斉読みを1回。指でたどらせながら。

 本当は「範読」をしようと思っていたのだが、忘れてしまった…。

 丸10個を書かせ、3つ塗らせて終了。
 授業を早めに終えて席替え。

ページの最初に戻る

 


 第2時 音読練習2  6月19日(金)

 かんじスキル36番。
 ことわざフラッシュカード。

 「なにがかくれているのでしょう」は、諸事情により時間がほとんどなく、音読のみ。

 

ページの最初に戻る


 第3時 音読練習3 6月22日(月)

 かんじスキル37番。
 ことわざカード。
 
 「なにが、かくれているのでしょう」は音読。
 一斉読み1回、たけのこ読み2回をした後、一人1文ずつ読ませる。

 2時間目に、行事があってその準備のため早めに終了。

ページの最初に戻る

 第4時 「問い」と「答え」 6月23日(火)

 かんじスキル38番。
 ことわざカード。

 「なにが、かくれているのでしょう」は音読から。
 たけのこ読み2回、間違い読み1回。

 この前勉強した「けむりのきしゃ」は物語と言うこと、今回勉強している「なにがかくれているのでしょう。」は説明文と言うことを説明する。 

説明 説明文には?ということや質問を投げかける文があります。「問い」と言います。

と言い、「田上先生は男ですか。」などと問いの例示をする。

発問 「このクラスは1年1組ですか。」
    これは問いですか?

 問いである。

発問 「このクラスは1年1組です。」
    これは問いですか?

 問いではない。
 このような形で、いくつか聞いていった。

発問  P46、47を開きなさい。
    この中に、問いが書かれてある文があります。
    その文に指を置きなさい。

 一斉に読ませる。
 「なにが、かくれているのでしょう。」
である。

発問 問いがあったら、それに対する「答え」もあります。
    この「なにが、かくれているのでしょう。」という問いに対する答えはどこに書かれていますか。
    見つけたら指を置きなさい。

 P48の「しゃくとりむしが、かくれているのです。」である。

発問 もう一つ、問いが書かれてある文があります。
    その文に指を置きなさい。
 
 P49の「なにが、かくれているのでしょう。」である。
 
発問  この問いに対する答えはどこに書かれていますか。
    その文に指を置きなさい。

 P50の「このはちょうが、かくれているのです。」である。

発問  ところで、どうしてわざわざ隠れるのですか。目立った方がいいのに。

 様々な答えが出る。
 Mちゃんが「身を守るため」と言う。大いに褒める。

発問 (P46、47の写真を見させて)
    しゃくとりむしは、どこに隠れていますか。鉛筆で○をつけなさい。

 同じように、P49からも探させる。

 最後に「なにが、かくれているのでしょう」の「視写」をして終了。
 
ページの最初に戻る


 第5時 上手に隠れることのできる他の虫 6月23日(火)

 かんじスキル39番。
 輪郭漢字カード。

 「なにが、かくれているのでしょう」は音読から。
 速いスピードでの追い読み1回、起立して自分の1番速いスピードで1回。

発問 (P51を開かせ)
    上手に隠れることのできる虫には、しゃくとりむしやこのはちょう以外に、他にどんな虫がいますか。

 「にいにいぜみ」「おおかまきり」「しょうりょうばった」「ななふし」「とのさまばった」が出てくる。
 わかったことをお下差に褒めると、「教科書に書いてある!」との発言が。
 みんなで教科書を見る。

指示 にいにいぜみはどこにいますか。丸で囲みなさい。

 他も同様にやらせる。

発問 さっき、Mちゃんが「身を守るために隠れる」と言いましたが、実は別の理由もあります。
    どんな理由でしょうか。

 子どもから、意見を出させる。
 K君が「獲物をとらえるため」と言う。
  「にいにいぜみ」「おおかまきり」「しょうりょうばった」「ななふし」「とのさまばった」の中で、獲物をとらえるために隠れる虫を考えさせる。
 かまきりだ。(北海道にはカマキリがいないが・・・)
 
 この日、2時間目の国語だったので、教科書はここまで。

 視写。
 五色百選名句かるた。

ページの最初に戻る


 第6時 「にいにいぜみ」の説明文を書かせる 6月24日(木)

 かんじスキル40番。
 ことわざフラッシュカード。

 「なにが、かくれているのでしょう」の音読。
 たけのこ読み2回、間違い読み1回。

 「にいにいぜみ」の場合で説明文を書かせる学習を行う。
 「今日お勉強するのは、中学生、高校生よりレベルが高い。大人レベルです。」と煽り、「教科書の続きを書いてもらいます。」と説明する。

 「□に、なにかいます。」
と板書。

発問 にいにいぜみだったら、□にどんな言葉を入れるといいですか。

 木という意見が出る。
 「木の上」とまとめ、黒板に「きのうえに、なにかいます。」と板書する。

発問 次に、どんな文がきますか。

 ぴんと来ない子もいたが、「なにが、かくれているのでしょう。」という声が上がる。板書する。

 「□が、かくれているのです。」
と板書。

発問  □にどんな言葉が入りますか。

 「にいにいぜみ」である。
 「にいにいぜみが、かくれているのです。」と板書。

 最後に、用意したお手本で、できた説明文を視写させる。

 きのうえに、なにかいます。
 なにが、かくれているのでしょう。
 にいにいぜみが、かくれているのです。

ページの最初に戻る


 第7時 「おおかまきり」の説明文を書かせる 6月25日(木)

 あかねこ漢字スキル「てすとのれんしゅう」1番。
 早く終わった子は、ノートに練習させる。

 ことわざカード。
 音読。たけのこ読み、間違い読み。

 「今日は、おおかまきりで説明文を作ります。」といい、
 「□に、なにかいます。」
と板書。

発問 □にどんな言葉を入れるといいですか。

 はっぱのうえ、くさのうえ、くさむらなどが出る。
 書くものを1つ選ばせる。

指示 □に選んだ言葉を入れて、ノートに書きなさい。

 できた子からノートを持ってこさせ、チェック。

発問  次に、どんな文がきますか。

 「なにが、かくれているのでしょう。」という答えが出てくる。

指示 次の行に書きなさい。

 できた子からノートを持ってこさせ、チェック。
 句読点忘れなどミスも多い。 

指示  早くできた人は、しょうりょうばったやななふし、とのさまばったの場合でも今と同じように説明文を書いてごらんなさい。

  今回は、ちょっと難しかったようだ。

ページの最初に戻る



 第8時 「しゃ、しゅ、しょ」1 6月26日(金)

 かんじスキルテスト1番。
  1)テストの切り取り方
  2)2つの答えを書く欄のうち、太い線の四角の中だけやること。
  3)テスト
  4)隣同士テストを交換。
  5)スキルを見ながら丸付けをする。
  6)教師のところに持ってくる
  7)100点だった人はシール貼り、間違えのあった人は裏に練習。
  8)点数発表。言いなくない人は教師のところに来る。
  9)再テスト
というように、1つ1つ教える。
 2名80点で、あとは100点。

 ことわざフラッシュカード。

 教科書P53の表を読ませる。
 列ごとなどいろいろなバリエーションで。
 読めないという子が意外と多い。
 丁寧にやっていく。

 最後に、五色名句百選かるた。

ページの最初に戻る


 第9時 「しゃ、しゅ、しょ」2 6月29日(月)

 かんじスキルテストのれんしゅう2番。
 ことわざフラッシュカード。

 教科書P53の表を読ませる。
 列ごとなどいろいろなバリエーションで。

 P52。挿絵を見ながら 

発問 男の子が読んでいるのは何という本ですか。

 「にんぎょひめ」である。
 全員に復唱させる。

発問 では、本がいっぱいあるこの部屋は何というでしょうか。

 指名して答えさせる。
 「としょしつ」「としょかん」という2つの答えが出るが、どちらも認める。
 教科書に、「としょしつ」と書かせた。

 同じように「あくしゅ」「ぎゅうにゅう」も行う。
 その後、作文ワーク3番。

 さて翌30日(火)であるが、遠足の予定だったが雨のため急きょ延期に。
 通常の授業を行うことになった。

 かんじスキルテスト2番を実施。
 やり方を確認しながら。
 1名40点で、あとは100点。

 その後、29日と同じように読ませて書かせるというように進めていった。
 定着するにはまだまだ時間がかかりそう。

ページの最初に戻る


’09 同時進行の向山型国語1年(教育出版)TOPページへ

’07 同時進行の向山型国語6年(教育出版)TOPページへ

’06 同時進行の向山型国語5年(教育出版)TOPページへ

’05 同時進行の向山型国語4年(教育出版)TOPページへ

田上大輔の個人ホームページTOPへ

Copyrightsc2000 TOSS(Teacher's Organization of Skill Sharing)All rights reserved
 TOSS(商標登録:第4324345号)、TOSSランド(商標登録:第5027143号)
 このサイト及びすべての登録コンテンツは著作権フリーではありません。
 リンクについてもお問い合せください。
inserted by FC2 system