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【同時進行の向山型国語2年(教育出版)】
「きつつき」
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
作成日:2011年8月10日
更新日:2011年8月11日
○授業記録 第1時へ 音読練習 第2時へ 意味調べ 第3時へ 簡単に言うと何について書かれてある話か 第4時へ いくつのことが書かれているか 第5時へ 作り方の手順 第6時へ 順序を表す言葉に着目する 第7時へ 動かし方、他の遊び方の確認 |
【授業記録】
第1時 音読練習 12月1日(水) |
漢字スキル15番テスト。暗唱。
「きつつき」は、音読練習。
まずは、「範読」をする。
指示 形式段落に番号をつけなさい。 |
確認する。
段落ごとに「追い読み→一人読み」と練習していく。
第2時 意味調べ 12月2日(木) |
漢字問題を出す。暗唱。
「きつつき」は、段落ごとに読ませる。
その段落が終わったら、意味のわからない言葉を確認していく。
答えられる子がいたら、答えさせ、いなかったら教師が説明する。
途中で、動作化なども入れる。
第3時 簡単に言うと何について書かれている話か 12月3日(金) |
漢字スキル16番右ページ。暗唱、聴写。
間違い読みを1回。
発問 ものすごく簡単に言うと、このお話は何について書かれているのですか。 |
きつつき、きつつきのおもちゃ、きつつきのあそび方、作り方、きつつきのおもちゃの遊び方、きつつきの作り方という意見が出る。
それぞれどの意見に賛成かを聞き、妥当性を検討していく。
まずは、「作り方」という意見が消される。
発問 この中で、「これだけは違う」というものを1つ選びなさい。 |
選んで、班で相談させる。
意見を出し合う。
きつつきのおもちゃ、もしくは、きつつきのおもちゃの作り方やあそび方となるだろう。
第4時 いくつのことが書かれているか 12月6日(月) |
漢字スキル16番左ページ。暗唱、聴写。
「きつつき」のたけのこ読みを1回。
発問 このお話には、大雑把に言うといくつのことが書かれていますか。 |
4つという子と5つという子に分かれる。
それぞれに意見を聞く。
最初の呼びかけの部分を含め、5つのことが書かれている。
発問 最初の呼びかけの部分の次、一番目に書かれてあることは何ですか。9文字で書きなさい。 |
「用意するざいりょう」である。(書く前に、番号を振らせた)
発問 きつつきをつくるのに必要な材料は、何種類ですか。 |
5種類。
教科書の材料の写真に指を置かせ
発問 写真の横に、材料の名前を書き入れていきなさい。 |
と書かせる。
第5時 作り方の手順 12月7日(火) |
漢字スキル16番テスト。暗唱。
「二 作り方」のところを立って1回、座って1回読ませる。
発問 「二」の所には、簡単に言うと何が書かれていますか。3文字で書きなさい。 |
「作り方」である。
「作り方」の前に省略されているであろう「きつつきのおもちゃ」という言葉を補う。
発問 「作り方」の中を更に分けると、いくつのことに分かれますか。 |
3つである。
「小見出し」ということを教える。
それぞれ何が書かれているのか、ノートにまとめる。
発問 更に詳しく見ていきます。コイルばねを作るには、いくつのことが必要ですか。 |
3つという意見と2つという意見に分かれる。
意見を発表し合う。
発問 「エナメル線を竹ひごにまきつける」というのが始めにやることなのだとわかる言葉があります。 その言葉に線を引きなさい。 |
「はじめに」である。
発問 他にも4、5、6段落の中で、順序が分かる言葉があります。 その言葉に線を引きなさい。 |
「つぎに」である。
2つの手順の他に、気をつけることも確認する。(時間切れで次の時間に確認した)
第6時 順序を表す言葉に着目する 12月8日(木) |
漢字スキル17番右ページ。暗唱。
「(二)コイルばねをとりつける」のところを、立って1回、座って1回読む。
発問 コイルばねをとりつけるためにすることはいくつありますか。 |
前日と同じように、順序を表す言葉に線を引かせる。
「まず」「つぎに」である。
それぞれすることを確認する。
「さあ」も順序を表す言葉だという子がいたので、この部分は取り付け方ではなく、チェック方法であることを確認する。
「(三)きつつきをとりつける」の部分も同様にすすめていく。
読んだ後、
発問 きつつきをとりつけるためにすることはいくつありますか。 |
こちらも順序を表す言葉に着目させながら進める。
「まず」「つぎに」「そして」だ。
「これで」を入れるかどうかで意見が分かれる。
発問 「これで」の「これ」というのは何段落のことをいっているのですか。 |
12段落、13段落、12段落と13段落という意見が出る。
それぞれ相談する。
「これ」にそれぞれの段落を当てはめて考えさせると、12段落と13段落ということになる。
本当にこれでいいのか念を押し、手順を一つずつ言ってみると、違うと意見が出る。
12段落と13段落では足りないというのだ。
もう一度考えさせると、7段落から13段落までという意見が出てきた。
更に念を押す。
7段落からの手順を絵に書いていき、「ばねはどこから来たのか」と尋ねるとまだ足りないという。
そうすると4段落から13段落ということになる。(3段落からと考えることもできる)
「これで~」はそれまでのまとめの段落なのだ。
第7時 動かし方、他の遊び方の確認 12月9日(木) |
漢字スキル17番左ページ。暗唱、聴写。
「きつつき」は、一人ずつ音読させる。
発問 「三」のところには、簡単に言うと何が書かれていますか。 |
上手な動かし方である。
何をするのか、上手くいかない時にはどうすればいいのかを確認する。
発問 「四」のところには、簡単に言うと何が書かれていますか。 |
ほかのあそび方である。
どんなものがとりつけられるのか、ちょうちょの時にはどういう工夫をするといいのかを確認する。
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