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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年4月11日(月)
とびらの詩
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- まずはとびらの詩の音読。
- 「『わたし』を○で表します。」
(黒板に○を書く)
- 「クラスの友達も○で表します。人数で考えると,『わたし』の○より小さく書きますか,大きく書きますか。」
(大きく書く)
黒板には二重丸が書かれることになる。
- 「学校のみんなを○で表します。クラスの友達の○より小さく書きますか,大きく書きますか。」
(大きく書く)
黒板には三重丸が書かれることになる。
- 「町じゅうの人は?」
(大きく書く)
黒板には四重丸。
- 「町じゅうの人より大きな丸になるものを考えます。教科書のように,ノートに「~とわたし」と書きなさい。書いたら先生のところへ持ってらっしゃい。」
(持ってきたものに丸をつけ,板書させる。「北海道中の人とわたし」「道内のみんなとわたし」「日本中の人とわたし」「世界中の人とわたし」などの意見が出た。)
「黒板に書いた人が発表します。」
(全員にも読ませる)
教科書通り,「~と」「わたし」のように2行で書いた子には二重丸を書いてあげ,全体の前で誉めた。
「もし宇宙人がいたとしたら?」(「宇宙の人とわたし」になるという反応)
- 「教科書に,『言葉にするだけで「わたし」の世界がひろがっていく』とありますね。」
「『言葉にする』ということをこのように別の言葉に置き換えます。」(「言葉を□□」と板書)
「□の中に当てはまる言葉を考えなさい。」
(話す,書く,言う,つくる,聞く,読む,などが出された。厳密に言うと聞く,読む違うのだろうが認めた)
- 出た意見をまとめた。
話したり言ったりした言葉を受け手は「読む」
書いたり作ったりした言葉を受け手は「聞く」というようにだ。
- 「このように,話したり,聞いたり,書いたり,読んだりするお勉強が国語です。国語をお勉強することで,みなさんの世界がどんどん広がっていくのです。これから1年間,田上先生と一緒に,美しい日本の言葉をお勉強していきましょうね。」
- その後,「春のうた」の音読練習をし,原稿用紙に知っている漢字を全て書かせるという向山先生の追試を行なった。
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