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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年4月18日(月)
「あかねこ漢字スキル左側のページ」最初の指導
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- 「今日は,左側のページ,テストの練習のページをします」
簡単に全体的なやり方を説明した。
「まず,( )の中に読み仮名を書きます。」
子ども達に読ませて答えを確認。
- 「右のページと違って,左のページは横に横に進んでいきます。」
「まず,やり方を練習していくので,1と2だけでやっていきます。」
子ども達にやり方を理解させるために,変則的に行うことにした。
「1段目だけをします。1段目は指書きとなぞり書きです。指書きができるようになったらなぞり書きをします。はじめ。」
- 「次は2段目です。2段目では指書きをしなくていいです。お手本と同じように書いていきます。はじめ。」
- 「最後に3段目です。3段目の下に,漢字の読みが書いてあるでしょ?1段目と2段目を教科書やノートなどで隠して,この読みを見ながらテストのようにやってみます。」
実際にどのように隠すのか例示をした。
「分からない字はとばしてやっていきます。」
ほとんどが終わったのを確認し,次のように説明した。
「分からない字や間違った時があったら,もう一度指書きで覚えるまで練習します。覚えたら正しい時を書くんですよ。」
- 「では,残りの3番から10番までを同じように練習していきます。最後までできたら先生に見せに来ます。」
ここまでやっていてもやり方を間違える子がいるので,机間巡視をしてチェックをしていった。
時間のかかる子もいたが,ある程度の時間になったら途中でも持ってこさせ途中まで丸をつけてあげた。
「最後まで終わらなかった人は,空いている時間にやってもいいです。空いている時間がなかったらお家でやってらっしゃい。」
- 「明日はテストです。テストの前には必ず『自分でテスト』というのをやってもらいます。」
スキルの後ろにあるテスト問題の復習のページを開かせた。
「このページを見て,テストのつもりでノートに答えを書いていきます。これが自分でテストです。」
あわせて漢字ノートの使い方(縦にずらっと書いていくのではなくて,横に使っていく)を指導した。
「できたら自分で○つけをします。間違った時があったら覚えるまで練習してもう一度やってみるのですよ。」
「明日の朝,先生がノートをチェックします。お家でやってらっしゃい。」
- ここまでやるのに30分ほどかかった。最初なので仕方ないだろう。
残った時間で,これまでに覚えた詩の暗唱をした。
- ついでに,早口言葉も。
私の追い読みをさせるが,私も時々ろれつが回らなくなり苦笑い。
最後に「生卵リレー」をして終了。
これは,前の席の子から順番に後ろの席の子に向かって「生麦生米生卵」といっていくだけのものである。
一番最後の子は読んだら立たせて,列ごとの順位を決める。
大いに盛り上がった。
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