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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年4月19日(火)
初めてのあかねこ漢字スキルテスト&「読む速さ,声の強さ」
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- 始業前,宿題にしていた「自分でテスト」(スキルの一番後ろの復習のページを見ながら,ノートに自分でテストのようにやってみる)をチェック。
意外と間違いが多い。
宿題を忘れた子には朝のうちにやらせたが,それでも終わらなかった子が数名。
- テストのページを子どもに見せながら
「テストを切り取ります。」
と指示。
前に比べて切り取りやすくなっている。
「名前,日付を書きます。」
- 念のため,いくつか空書きで確認する。
1分ほど時間をとって,自身のない字について確認させた。
- 「書く欄が2段ありますが,2段目には書きません。」
「テストの時間は3分間です。はじめ。」
裏に「漢字のかんづめ」というところができたので,早く終わった子にはそれをさせた。
- テスト後は「一時に一事」とやりにくかったので,最初に板書しながら説明し,板書を見ながらその後のことをやらせた。
(1)隣と交換して丸付け。(厳しくつける。意見の合わないときには2人で相談に来ること。)
(2)先生のところに持ってくる。(点数は先生がつける。)
(3)100点だった人はシールを貼って,テスト用紙をノートに貼り付ける。
(4)100点ではなかった人は裏に練習。
(5)点数の発表
- 結果は,100点が24名,90点が3名,60点が1名,50点が1名,30点が2名。平均点は91.6点だった。
最初にしてはまずまずの成績。
ただ,60点以下だった4名はなかなか大変そう。工夫が必要になるだろう。
- 残った時間で,「読む速さ,声の強さ」を行なう。
まず,教科書を読ませる。
最初の「助けて!助けて!ねずみよ!」の部分だけを指名して読ませた。(「読みたい人?」ときいたが誰もいなかった…)
個別評定していくがあまり上手くいかなかったので,作戦を変更。
- 黒板に「あ」と書く。
「先生が言うような『あ』と言います。」
「普通の」「小さい」「大きい」「1万円が落ちていたときの」などと話す・聞くスキルのようにやらせた。
これには子ども達も大いに盛り上がる。
- そこで教科書に戻り,例示してある『アレクサンダとぜんまいねずみ』の前半部分について聞いた。
私が速く読むのと遅く読むのをやって聞かせ,どちらがいいか選ばせた。
子ども達は「速く読む」と答える。
同じように,強く読むのと弱く読むのをやって聞かせ,どちらがいいか選ばせた。
子ども達は「強く読む」と答える。
(少々オーバーにやって聞かせた)
- 時間がなかったので,全員そろって読ませたが,最初とは見違えるほど上手な読み方になった。
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