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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】

「やい、とかげ」の授業構想

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔


 「やい,とかげ」の授業を次のように構想する。
  1. 設定の確認
    1)登場人物…ぼく,おかあさん,のぶちゃん *とかげは登場人物ではない
    2)場所…ぼくの家,原っぱ
    3)季節…夏から秋のはじまり
     
  2. 作品をいくつかに分ける。(8つの事件,出来事に分ける)
    いろいろ考えはあると思うが,教師のほうで「8つ」と限定する。
    場合によっては,この前に「事件・出来事の分類」を持ってくるかも
     
  3. それぞれの事件・出来事を「短文」に要約する。
    1) 自転車をなくした。
    2) お母さんに怒られた。
    3) のぶちゃんといっしょに遊びに行けなかった。
    4) 原っぱで投げたろう石がとかげに当たった。
    5) とかげのしっぽをぶら下げ,原っぱに一人ぼっちでたった。
    6) のぶちゃんと自転車で遊びに行ったことを思い出した。
    7) 自転車が見つかり,自転車をなくす前のぼくになった。
    8) しっぽのはえたとかげと再び出会った。
     
  4. 事件・出来事を起承転結に分類する。
    起…1~3
    承…4~6
    転…7
    結…8
    もしくは(上記の分類に自信がないので),
    「全体を2つ(もしくは3つ)に分けるとしたらどこで分けますか」
    という発問に変えるかも…。
       
  5. クライマックスを検討する。
    P25の「一か月たってから,ぼくの自転車が出てきた。」(これも自信なし…)
      
  6. 主題を考える。
    「人はなくしてから何が大切なのかを知る。」
     
  7. その他
    「比喩」についてなど
     

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