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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年5月9日(月)
物語を大きく3つに分けさせる
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- 漢字スキル3の右ページ。
連休で調整がつき,ようやく月曜日からスタートできる。
過去2回は土日をはさんでの練習となっていた。
結果はどうなるか?
- 漢字練習後は音読。
たけのこ読みをさせる。
「連続で読むのは禁止」「途中で私が読んだら先生の勝ちでおしまい」という条件付きである。
半分よりちょっと手前で終了…。
「もう一回!」
という子どもからの声があったがそこで終わりにする。
最後に教科書の右上の角に
「1回でも読めた人はA,読もうと思ったけどタイミングを逃してしまったという人はB,読む気がなかったという人はCと書きなさい。」
と指示。
何人かを除き,Aだった。
- 音読後は内容に。
前回の続きで,「初めてとかげに会ったの季節はいつか?」ということを確認した。
再度,どの季節か聞くと,春という子が2名,夏という子が19名,秋という子が11名。
「証拠になる言葉が1つだけあります。」
といい,
「春という人は春だという証拠の言葉,夏という人は夏だという証拠の言葉,秋という人は秋だという証拠の言葉を探しなさい」
と探させた。
- 発表させたが,これは子どもには難しかったようだった。
そこで,「春ではありません」とこちらからいい,「夏か秋か」で考えさせた。
しかも,証拠を探すページを限定させ,「20ページから探しなさい」と指示した。
ようやく「太陽はぼくの真上にある」ということが出てきた。
「時間でいうといつですか?」と問うとすぐに「昼」という答え。
続けて下のように説明した。
「これはちょっと難しいのですが,季節によって太陽の高さが違うんですね。(図に書いて説明)夏の方が太陽が高く上がる。太陽は真上にあるんですから,季節は夏です。」
- 「自転車が見つかったのはここから何ヵ月後ですか?」
1ヵ月後。
「とかげにまた会ったのはこの夏から何ヵ月後ですか?」
更に2ヵ月後。
「だから,トータルすると3ヶ月になります。」
「そしたら,2回目にとかげにあった季節はいつですか?」
秋。
というように問答していき,物語全体の時の流れをつかませた。
- おまけで
「絵は証拠にはなりませんが,ヒントにはなるんですね。」
といい,教科書の挿絵を見させ,ぼくの服装などについても説明した。
- 次に,
「このお話を大きく3つに分けます。3つに分ける分かれ目に線をひきなさい。」
と指示した。
簡単かと思ったが,意外と悩んでいる子が多かった。(最終的にはほぼ全員正解だったが)
季節をたずねた時に,「~からは思い出しているところだから~」と発表した子がいたので,その意見を取り上げて,3つに分けたうちの真ん中は回想シーンであることを解説した。
- 最後に,物語を「いくつかの出来事・事件」に分けた。
これは難しいと思ったので,私の言うとおりに分けさせた。
明日は,それぞれの出来事・事件を短文にまとめる(要約?)させる予定。
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