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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年5月11日(水)

出来事・事件ごとに要約(その1)

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔

 
  1.  漢字スキル3の左ページから。
     今日は,2時間国語があるので,左のページ2段目までを行なう。
     
  2.  今日は,7つに分けた出来事・事件ごとの要約をした。
     「その場面の一斉音読→要約(個別評定)→合格した子は板書→板書したことを発表→教師の解説」という流れである。
     
  3.  まずは1の場面。(P18の1行目~P18の4行目))
     昨日休んだ子のために簡単に要約の仕方をおさらいした。
    「1行以内で1の場面の内容をまとめます。できたら持ってらっしゃい。」(マス入りノートを使用しているので,1行は22字)
     ここは簡単なので,合格か不合格かで評定。
     ほとんどの子が「自転車をなくしたぼく」と書く。わたしの用意した解答と一緒であった。
     
  4.  2の場面。(P18の5行目~P19の3行目)
     同様に1行以内で要約させた。
     ほとんどの子が「(自転車をなくして)母さんに怒られたぼく」と答える。こちらも私の用意した解答と一緒。
     ここでのキーワードが「母さん」「怒られた」「ぼく」の3つであることを教えた。
      
  5.  3の場面。(P19の4行目~P20の6行目)
     ここも1行で要約させた。
     私の考えたキーワードは「のぶちゃん」「行けなかった」「ぼく」の3つ。
     ここは長いのでキーワードを見つけられない子もいた。また,「行けなかった」というキーワードを「行かなかった」とした子も。
     私が用意したのは「のぶちゃんと一緒に遊びに行けなかったぼく」であった。
     
  6.  4の場面。(P20の7行目~P23の8行目)
     ここは長いので,30字以内で要約させることにした。
     また,子ども達も迷いそうなところであるので,10点満点で個別評定をした。
     私の考えたキーワードは「ろう石」「しっぽ」「ぼく」の3つ。
     10点満点の子が出る前にチャイムが鳴ってしまった。
     
  7.  休み時間まで考え続けている子がいた。
     授業中の子ども達の熱中ぶりもすごかった。
     クラスで一番お勉強のできない子も,何度もノートを持ってきた。
     改めて向山型要約指導のすごさを思い知った。
       

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