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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年5月11日(水)
出来事・事件ごとに要約(その2)
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- この日2回目の国語の授業。
漢字スキル3の左ページ3段目を,上2段を隠してテストのように行なう。
- 2時間目の続きで4の場面の要約から。
難しかったようなので,最初にキーワードの解説をした。
「出来事としては,まずろう石を投げたというのがありますね。ろう石がバウンドして当たって,教科書にはない言葉ですがとかげのしっぽが切れちゃった。ですから,ろう石を投げたということととかげのしっぽが切れたというようなことがないとダメなんですね。切れたではなく,別の言葉でもいいですが。」
こう言って,休み時間に10点をとった子に板書させた。
私の用意した要約文は「ろう石を投げて,とかげのしっぽを切ってしまったぼく」であった。
- 5の場面。(P23の10行目~P25の2行目)
こちらも30字以内で要約。
回想シーンという特殊な場面であるので,最初に解説をした。
「この場面で,ぼく以外のキーワードは何かというと(「自転車」「のぶちゃん」)そう,「自転車」「のぶちゃん」ですね。」
「それから,ここをまとめる時には,教科書の中の言葉をそのまま使ってやろうとすると上手くいきません。なぜかというと,ここは『春はこうだった』『夏はこうだった』『秋はこうだった』『冬はこうだった』とそれぞればらばらですよね。ばらばらな言葉を1つにまとめなければならない。だから,『桜の花』とか『どんぐりの実』とか入れちゃうとダメですね。こういうのをなんというか。これはちょっと難しいかもしれません。」
「難しいので,最後の部分を『~を思い出したぼく』とまとめることにします。」
ほとんどの子が「のぶちゃんと自転車に乗ったことを思い出したぼく」と言うような答え。
A君が「過去を振り返って~」という表現を使っていたのでほめる。
私の解は「のぶちゃんと自転車で過ごした楽しい日々を思い出したぼく」であった。
- 6の場面。(P25の4行目~P25の8行目)
時間がなくなり,書かせているうちに時間切れ。
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