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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年5月12日(木)
漢字テスト平均点アップ&クライマックスの検討
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- 漢字スキル3のテスト。
学級平均点は「94.4」点。
個人的にみても,前回のテストと比べて全員が点数アップ(前回100点だった全員が今回も100点)した。
100点が28名,80点が2名,30点が2名だった。
- 教科書は,昨日の続きで,6の場面の要約から。
私の考えたキーワードは「自転車」「なくす前」「ぼく」の3つである。
昨日の時点で書けていた子に板書させる。
板書させたものを発表させ,解説つきの個別評定をしていった。
私の用意した解は
「自転車が見つかり,自転車をなくす前にもどったぼく。」
である。
- 7の場面。(P25の9行目~最後まで)
こちらは1行以内(22字)で要約。
難しいことと時間の都合から,キーワードを最初に示した。
「ここは非常に難しいですね。言葉を変えなきゃいけない。『ぼく』はいいですね。」
(『とかげ!』という子どもの声)
「ただのとかげじゃないんだな。前のとかげと今のとかげは違うでしょ。(しっぽが生えた!)そう,しっぽがはえたんだな。だから,『しっぽのはえたとかげ』がキーワード。」
「そして,もう1つ。とかげに会うのは何回目ですか?」
(2回目!)
「そう2回目ですね。また会うということを何といいますか?漢字2文字で。」
(しばらく考えて「再会!」)
「そう。ですから,『再会』ということが書いてあればいいです。」
「では,この3つを使って要約します。」
- ここまで示せばほとんど一緒になると思ったので,持ってこさせず,書けた子に発表させた。
ほとんどみんな同じで,
「しっぽのはえたとかげと再会したぼく。」
となった。
- 私が用意した要約文を1~7まで続けて読み,
「このお話は単純に言うとこうなっているわけです。」
と話した。
子どもにも自分で書いた要約文をつなげて最初から最後までそれぞれ読ませた。
- 次に「クライマックス」を扱った。
「クライマックス,物語やお話の山場です。例えば『水戸黄門』ってみんな知っていますか?水戸黄門のクライマックスというのは大体『この紋所が目に入らぬか!』と印籠を出すところですね。それまで黄門様をただのおじいちゃんだと思っていた人が印籠が出た時点で『あのお方は…」と今までの考えががらっと変わるところですね。」
「このように,クライマックスというのは今までの考えががらっと変わるところですね。」
「例えば,今まで貧乏だったのが急にお金持ちになったり,今まで悲しかったのが急に楽しくなったり,今まで泣いていたのが急に笑ったり。今までのこと賀がらっと変わるところです。」
「では,この『やい,とかげ』のお話ではクライマックスのある場面はどこか。1の場面か…~…7の場面か。」
「ノートに場面の番号を書きなさい。」
- 子ども達は,5の場面という子が12人,6の場面という子が14人,7の場面という子が4人。
「そう考えた理由を書きなさい。」
といって,理由を書かせた。書けた子から持ってこさせた。
ここで時間に。
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