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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2006年2月6日(月)

「段落と段落のつながりを考えて書こう」 段落2

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔

  
  1.  今日,2時間目の国語。
     作文ワークの「ステップ2」を行う。
     今度は,同じく3コマのマンガがあるが,文章に段落がない。それに段落をつけて書くという学習。
     
  2.  2段落目の終わりがどこになるかで2つに意見が分かれた。どちらも考えられたが,シンプルな方を選ぶ。
     まずは,1段落目を書かせる。
     
  3.  次に,2段落目だが,子どもが間違えそうなところがあったので,取り上げて考えさせた。

     ぼくは思わず,「はいった!」と大きなこえでさけんでしまった。


    という部分である。
     これに段落をつけるのだが,「 」の文で実際に話したものは改行して書くという決まりがある。
     黒板に上記の文を書き,「間違っているところはどこですか。」と聞いてみた。
     前にも子ども達に話したことはあったのだが,3名ほどしかわからなかった。
     「思ったこと」は行を変えないこととあわせて説明した。
     
  4.  念のため,『「』はマスのどの部分に書いたらいいかも聞いてみた。
     正解は数名…。
     1年生で学習することだが,しかたない。
     
  5.  その後,2段落目を写させ,できた子はお隣同士丸付け。
     終わった子から3段落目を写させる。
     
  6.  その後,ステップ3。
     4つの題材・テーマから1つ選ばせ,段落のある作文を書かせた。
     「4コママンガを1コマ1段落の作文にする。」
     「自分で4コママンガを書いて,1コマ1段落の作文にする。」
     「家族の紹介の作文を一人一段落で書く。」
     「今日の給食について,食べる前のこと,食べている時のこと,食べ終わった時のことを三つの段落で書く。」
    というもの。
     意外と4コママンガを自分で書くという子が多かった。
     普通に作文を書かせるよりも格段に子どもの鉛筆が進む。
     段落の間違いもない。
     20分弱しか時間がなかったが,ほとんどの子が書き終え,2つ目,3つ目のテーマを書く子もいたほどだ。
     4コママンガを選択した子には,作文を書いたあと,原稿用紙に4コママンガを切って貼らせて提出させた。
      

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