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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2006年3月13日(月)
「ごんぎつね」 モチーフ&主題
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- 漢字スキル13番を隣同士交互に読ませた。
いつかテストをする予定。
- 教科書は「モチーフ」と「主題」の検討。
まずは「モチーフ」から。
「この物語でくり返し出てくる『もの』や『ことがら』は何か?」と尋ね,ノートに書かせた。
若干悩んでいたようだった。子ども達から出てきたのは,「いたずら」「くり」「あな」「うなぎ」「はりきりあみ」「いわし売り」「つぐない」「中山様のお城」「神様」でった。
中にはおかしいものもあるが,時間の都合上検討させず,
「この中で一番重要だと思うものを1つ選びなさい。」と選ばせる。
予想外に全員が「いたずら」を選んだ。そこで,
「次に重要だと思うものを1つ選びなさい。」と追加した。
すると,「くり」が7名,「つぐない」が22名となった。
「くり」は「つぐない」の一例であるというような意見が出て,「いたずら」と「つぐない」ということに落ち着いた。
- 続いて「主題」である。
忘れていた子がほとんどだったので,ワシントンの話,桃太郎の話で主題の意味を再確認した。
「人は~」「人間は~」「世の中は~」から始まる主題を書かせ,早くできた子には板書させた。
時間差があったので,板書し終わった子に「しかし~。だから~」というように続きを書かせてみた。
板書したものをそれぞれ発表させ,書けなかった子にはどれかを選んで写させた。(一番人気の主題は,「人間は失ってからそれが大事だと気づく」であった)
- 最後に自分の書いた主題が,「事件」「起承転結」「クライマックス」「モチーフ」に当てはまるかどうかを検討させてが,グチャグチャになったので途中でやめた。
- 本当は評論文の真似事でもしようと思っていたのだが,時間の都合でこれで学習を終えることにした。
分析批評への道は険しい…。
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