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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年6月2日(木)

「花を見つける手がかり」 問いと答え

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔

 
  1.  漢字スキル6番のテスト。
     学級平均点は「94.1」点。
     新出漢字というよりも3年生に習った漢字の間違いが多かった。
     前回20点だったD君が80点に。20点だったC君が50点になる。
     ちょっといい感じになってきたような気がする。
      
  2.  「花を見つける手がかり」は,まず教科書全文の「スピード読み」をする。
     速い子が2回目を読み終えたころ,一番遅い子が1回目を読み終わるか終わらないかという差があった。
     それでも最後までちゃんと読み続けているのだからえらい!
     
  3.  いよいよ「問いと答え」の学習に。
    「多くの説明文には,問題や疑問を投げかけたりする『問い』とそれに対する『答え』があります。」
    というと,「?」という表情の子がいたので「もしや!?」と思いました。
    「あれ?『説明文』っていう言葉,知ってる?聞いたことある人?」
     手をあげた子は半分ほどでした…。
     そこで,説明文とは何なのかということを少し話しました。
     
  4.  仕切りなおして,内容に。
    「問いの書かれてある段落,『問いの段落』は何段落ですか。ノートに書きなさい。」
    「問いとは,例えば『田上先生はどうしてこんなに格好いいのでしょうか。』とか『カブトムシにはなぜ角があるのでしょうか。』というように質問や疑問を投げかけるということです。」

     ほとんどの子が2段落と答える。
     
  5.  「2段落には5つの文があります。問いの段落の5つの文の中で問いを示す文,『問いの文』はどれですか。指差してごらんなさい。」
     指を指した文を全員で読ませる。
     こちらもほとんどの子が「いったい,もんしろちょうは,何を手がかりにして,花を見つけるのでしょう。」と答えた。
     
  6.  「この『問いの文』には,これがあるから問いだとわかる一文字が抜けています。文の最後につくひらがな一文字です。『~でしょう○』というように,その一文字を付け加えて,『問いの文』をノートに書きなさい。」
     読んでいる時から,「か」をつけてしまっていた子がいたので,すぐわかったよう。書いた文を全員で読ませる。
     答えは,「いったい,もんしろちょうは,何を手がかりにして,花を見つけるのでしょう。」である。
     
  7.  「問いがあれば答えもあります。答えの書かれてある段落,『答えの段落』は何段落ですか。ノートに書きなさい。」
     こちらもほとんどの子が14段落と答えた。
     
  8.  「14段落には5つの文があります。その中で,答えの文はどれですか。ノートに書きます。できたらもってらっしゃい。」
     
    こちららは,何人かが間違えていた。
     早く終わった子に板書させ,できなかった子にはそれを写させた。
             

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