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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年6月3日(金)

「花を見つける手がかり」 問いと答えの間に何があるか

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔

 
  1.  漢字スキル7番の右ページ。
     2つだけする。
       
  2.  「花を見つける手がかり」は,まず「たけのこ読み」から。
     一人5回までという条件つき。
     指名なし朗読への布石である。
     
  3.  音読後,昨日学習した問いの文と答えの文を読ませる。
     黒板の右端に「問い」,左端に「答え」と書き,次のように尋ねた。
     「普通,生き物に関係する説明文では答えを出すのに実験や観察をします。この説明文で答えを出すためにしたことは何ですか。」
     すぐに「実験」という答えが返ってきた。
     
  4.  「では,大きく分けると何種類の実験をしたのですか。」
     
    ほとんどの子が3種類と答えるが4種類という子も。
     確かに13段落の「念のため~」というのも実験にカウントすると4種類になるので,4種類と答えた子には,
    「4種類と答えた人はセンスがあります。よく読んでいますが,ここでは大きく分けてと聞いたので,3種類ということにします。」
    と話した。
     
  5.  子ども達に実験1,実験2,実験3と3行ずつ開けさせて,ノートに書かせた。
    「それぞれの実験について書かれているのは,何段落から何段落までですか。ノートに書きなさい。」
     若干分かれた部分もあったが,簡単に解説し,実験1は5~8段落,実験2は9~10段落,実験3は11~13段落と確定した。
     
  6.  「5段落を見ます。5段落に実験1が最初の実験だとわかる言葉があります。ひらがな2文字です。その言葉を指差しなさい。」
     
    「まず」である。
     
  7.  「9段落を見ます。9段落に実験2が実験1の後の実験だとわかる言葉があります。 その言葉を指差しなさい。」
     
    「今度は」である。
     
  8.  「11段落を見ます。11段落に実験3が実験2の後の実験だとわかる言葉があります。その言葉を指差しなさい。」
     
    「次の」である。
     
  9.  「実験1から実験3まで変わらない共通した条件があります。それは何ですか。ノートに書きなさい。」
     
    難しいので,「~もんしろちょうを使う。」「~の色を使う。」という書き方を示した。
     答えは,「生まれてから花を見たことのないもんしろちょうを使う。」と「赤・黄・むらさき・青と4種類の色を使う。」である。
     それぞれの実験についてまとめさせようと思ったが時間がなくて終了した。
             

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