６月２９日（水）　「とんぼの楽園づくり」　トピックセンテンス１

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【同時進行の向山型国語４年（教育出版）】　２００５年６月２９日（水）

「とんぼの楽園づくり」　トピックセンテンス１

　漢字スキルテスト。
　学級平均点は，９１．４点。漢字の苦手な子が２名欠席だった。なかなか苦手なこの点数が上がらない。
　　
　「とんぼの楽園づくり」は音読から。タケノコ読みをした。
　その後，「トピックセンテンス」を扱う授業をした。
　
　まず，１段落を一斉音読させ，
「１段落にはいくつの文がありますか。」
と聞いた。
　次に
「１段落の５つの文の中で，筆者が一番伝えたい文を１つ選ぶとしたらどれですか。」
と聞いた。
　意見が分かれたが，１つ目の文であることを教え，線を引かせた。念のため，一文であるから「。」まで線を引くように指導した。
　
　同様に２段落。
　意見が分かれたが，最初の文である。
　「２番目の文は，最初の文を詳しく説明しているんですね。大事な文があって，それを詳しく説明する文がある。このように，説明文の１つの段落の中には，大事な文，難しい言葉で言うとトピックセンテンスというのですが，１つ大事な文があって，その他の文はその大事な文を詳しく説明したり，次の段落につなげたりしているのです。」
　
　３段落以降も同じように進める。
　４段落は，一文目か二文目かで意見が分かれたが，文章全体を考えると「２００種のとんぼがいる」と「４１種が絶滅するおそれがある」のどちらが筆者の伝えたいことなのか考えさせると理解したようだった。
　
　その後は，すいすい進んでいったが，問題は７，８，９段落。
　良く良く考えると，この３つの段落は段落全体が６段落のことを説明しているのである。
　そこを間違えて子どもに教えてしまった。
　準備不足である。
　今日は９段落までしか進まなかったので，明日，この点を修正する。