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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年6月22日(水))
運動会の作文「早く終わった子は推敲する」
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- 漢字スキル9番。
今回から20問テストに。不安は大きい。
とりあえず,3段あるうちの上の2段をやることにする。(20分ほどかかった)
- 作文は,早く書き終わった子には推敲するように指示した。
1)誤字,脱字,漢字で書けるところをひらがなにしてしまったところを直す。
2)句読点を抜かしたところを直す。
3)改行の必要なところを直す。
4)常体,敬体をそろえる。
という点である。
消しゴムを使わないよう注意し,推敲させた。
といっても,改行や常体・敬体をそろえるなどについてほとんど理解していない状態なので,大変である。中には「 」を1マス使わずに書く子もちらほら。
書く力はかなり弱いので,基礎的な部分から少しずつやっていきたい。
- 以下,子どもの作文を一部ご紹介する。
大事な係りの仕事
「あれ,こなつは?」
同じ係りのこなつがいなかったので,あわてて係りの仕事の場所にいった。
そしたらみんなが手をふって,
「ゆき~はやく~」
と言ってくれたのであんしんした。ゆきは,さいしょの2年生の走れ走れの審判だった。それでゆきは,1位の人に1位のカードをあげる係りでした。2年生は「ハァハァつかれた」と言う人もいるし1位の子は,「やった~1位だ~」と言う子もいる。その言葉を聞いてゆきは,「がんばったね」と言って2年生の1位の子に1位のカードをあげていました。
5年生の人にカードをあげるのは,ちょっとはずかしかった…。6年生にはむしされるところだったです。でも係りの仕事は,楽しかったからいい思い出になりました。運動会,楽しかったです。
ふしぎなときょうそう
「いちについて,ようい…パン!」
と,ときょう走がはじまった。
さいしょは男子が走るけど,少しドキドキしてた。
男子が走っているのを見てると,速いのなんのって,思っていた。その時思ってたことが,「自分があんなに速く走れたらな…。」
と思って,ボーっと男子が走っているのを見ていると,あっというまに女子の番になった。「パン」という音で一列目が走りだした。
また,
「パン」
という音で自分の列の二列目の人が走った。
たぶん一位は,2組の~ちゃんだと思う。あとの順位はわかんない。ほかの人は自分が何位だったかわかるけど自分は何位かわからないまま,運動会が終わった。
何位かわからない,かなりふしぎなときょうそうだった。
高学年リレーのできごと
「バン!!」ピストルがなって,高学年リレーが始まった。
私にバトンをわたす人がもうすぐくる。
私にバトンをわたすのはさきちゃんだ!!「でも,さきちゃんが一番にくるとしても,自分がぬかされたらどうしよう」ぬかされないかきんちょうしてきた。
「もうすぐそこだ,よしっ!!はしれー。」私は,さきちゃんがもうすぐでそこにいたのではしってバトンをもらった。
「あっ!!2組のりなちゃんにぬかされたー。」
「どうしよう。」でもぬかさないと,思いっきり全力を出してはしった。
「やったー!!ぬかしたー。」2組のりなちゃんをぬかして,1番になった。
(後略)
リレーの時ときょう走よりはやかった事
リレーの時ときょう走よりはやかったと思う。なぜかわからないけど思った。
たぶん,なくなったおじいちゃんが,力を,かしてくれたと思った。そのおかげで,リレーの時に,はやく走れたのです。
(後略)
二回も勝利!
「もう少しでスタートだ!よーいバン!」いよいよ,兄弟つなひきが始まりました。みんないっせいに,つなにむかってゴーです。私は,「白組が強かったら,つなをがんばってひかないと。」と思っていました。ところが,「スルスルスル」っと!
赤組が勝ったのです!私は,あまり,つなにさわれなかったです。その理由は,二年生が,がんばってひいてくれたからです。それに,四年生もがんばりました。
そして,二回目。「よーいバン!」となり,みんな,ダッシュで走っていきました。また,二年生が,がんばってくれました。私は,こんなに,はやく「スルスル」っと二回も,勝てるとは思いませんでした。勝てたのは,二年生のおかげだし,四年生のおかげでした。
私の,つなひき作せんがあってよかったと思いました。
と競争
ようい…「バン」とピストルの音。ぼくは少しビックリしてスタートダッシュがおくれた。みんなはあたりまえのように足が速かった。ぼくは走っている時3位までにゴールしたいなと思った。
(後略)
ヘルプ・ミー
「どきどきどき,もうすぐピストルの音ががる。」どきどきどき,「バーン!」なった!ぼくは,ひっしにはしってカードを見た。4番が出た。そして,4番のところへ,思いっきりはしって行った。そして,「腕時計をしている人。ヘルプ?ミー」と,先生が言ったら。ぼくのお母さんが,たまたま,うでどけいをしていたから,ぼくのところへはしったきたのはいいのだけど,ほかのしらないおにいさんがやってきて,ぼくのうでをつかんで,「いくぞ」と言って,けっきょくいっしょにゴールへはしって行きました。1いでした。そして,お母さんは,Uターンをして,もどっていった,とお母さんがぼくに言ってました。あのおにいさんは,すごく足が速かったです。あのおにいさんといっしょに走った人は,みんな1いでした。「ヘルプ・ミー」は,たのしかったです。
だれにも負けない百メートルそう
「一斗,がんばれよ。」
という声がきこえた。そういう声がきこえてぜったい1位にならなきゃと,おもった。
そして百メートルそうのスタートいちについた。
そして,
「バン」という音がなった。そのときびっくりして,スタートがおくれた。
でも1位になると自分の心のなかでおもった。そして,1位になった。そのときは,すごくうれしかった。そして四年生の百メートルそうがおわって,,自分たちのいちにもどろうとしたとき,ころびそうになったけど,ころばなかった。そしてぼくは,体育委員のしごとがあるから,みんなとちがうところにいった。そして,
「一斗すごいね」
という声がきこえて,ぼくはとてもうれしかった。
まだ,運動会はおわっていないからがんばろうとおもった。
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