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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年8月26日(金)

「漢字の部首」 漢字探しゲーム1

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔

 
  1.  漢字読み先習フラッシュカードの後,漢字スキル2番の右ページ3つ。
     
  2.  続いて辞書引き。
     辞書をまだ用意していない子が多い。(1学期から言っているが…)
     辞書に限らず,筆記用具が揃っていなかったり,集金が遅れたり,ノートを使い切ってもしばらく新しいノートを持ってこなかったりという子が多い。
     数名ならいいのだが,10人以上いるとつらい…。
      
  3.  教科書は「漢字の部首」を使って漢字探しゲームをした。
     以下のようにである。

    (1)4チームに分ける。
    (2)指定された部首のついた漢字を個人で探す。(3分間)
    (3)同じチームの他の子が見つけた漢字で自分が見つけていない漢字をノートに写す。(3分間)
      *全員が書いていないと点数として認めないと言っておく。
    (4)一人ずつリレー方式で板書していく。
    (5)板書した子に読ませ,1つ1点で点数をつける。
     
  4.  最初は,「てへん」の漢字。
     漢字が苦手な子たちも教科書を見たり,辞書を見たり(小学校で習う漢字一覧みたいのがついているのだ)して一生懸命探す。
     最初はポイントをつかめず,下のようになった。
     


     
  5.  次に,「にんべん」の漢字。
     1回戦目で要領をつかんだのか,子ども達はいろいろと作戦を立てている。
     探す時に役割分担をしているのだ。教科書から探す子,辞書から探す子,(漢字の得意な子は)自分で考えて書く子などのようにである。
     板書させている間にチャイムがなってしまい,3時間目の初めに答合わせをすることを告げ休み時間にしたが,この日は雨ということもあり,休み時間になっても続きをどんどん書いていっていた。
     下のようになった。


     
  6.  3分間の時間に調べたもの以外も書いてあるので,たくさん見つけたことをほめ,点数は3分間のうちに調べた漢字に限定した。
     結果,漢字テストでまだ100点をとったことのない子が3人いる「カツカレー」チームの優勝となった。
     

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