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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年9月1日(木)
「一つの花」 失敗した要約…
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
- 漢字スキル3番の右ページ。
「飛」という字が出てくる。恥ずかしながら私は筆順を間違えていた。
子どもも筆順を間違えるだろうと考え,最初に板書し,空書きで筆順&字形を覚えさせてからいつも通り練習させた。
最後の確認で,ほとんどの子が正しい筆順で書けていた。
- 次に辞書引き。
- 「一つの花」は,まず,音読練習。
今日は,隣同士で一文交替読みをした。起立させて1回,座って順序を変えて1回である。
- その後,
「この『一つの花』のお話を20字以内に要約しなさい。」
と指示した。
できた子にノートを持ってこさせて,板書させ,個別評定。要約は何度もやっているので,最初から高得点がでる。
できない子もいるので,念のため,キーワード(「ゆみ子」「お父さん」「戦争」)を確認し,ゆみこを最後に持ってくることを確認した。
- 2回目に書かせると,ほとんどの子が
「戦争に行く父から一つの花をもらうゆみ子」というようになった。
それに対して,I君は,
「戦争でお父さんをなくしたゆみ子」とした。
私はI君のものの方を評価したが,それでよかったのか?
- そもそも文中には「戦争でお父さんをなくした」という証拠はどこにもない。
『大森修国語教育著作集第一巻』(P23~P37)を見るとよくわかる。
失敗だった。
- これまでの要約の学習をふまえこのような授業にしたが,向山先生の追試(向山洋一全集50)を素直にやっておけば良かったのだ。
反省である…。
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