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【同時進行の向山型国語4年(教育出版)】 2005年9月15日(木)

「白いぼうし」 不思議なお話に入ったのはどこか?

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔

 
  1.  この日は国語が2時間あったので,漢字スキル右ページをまず2段する。
     時間を7分とった。
       
  2.  次に辞書引き。
  3.  「白いぼうし」は自分の一番速いスピードで起立して読ませた。
     
  4.  次に前回の続きで「 」が誰の言っていることかを確認する。
     こちらは問題なく終了。
     
  5.  また,このお話には( )になっている部分がある。
     これは「誰の何か」ということをノートに書かせた。
     「松井さんの気持ち」「松井さんの考えていること」「松井さんの想像」「松井さんの思っていること」「松井さんの心」である。
     ちなみに,光村の教科書では,この部分も「 」になっている。
     
  6.  最後に,
    「このお話は,不思議なお話,ファンタジー作品です。では,どこから不思議なお話に入ったのですか。ノートに何ページの何行目と書きなさい。」
    と尋ねた。
     子どもからは,「女の子が登場したところ」「女の子が消えたところ」の2つの意見が出された。
     圧倒的に女の子が消えたところと考える子が多い。
     理由をノートに書かせ,指名なしで発表させる。
     意見が出尽くしたところで,教師の解を告げた。
     これは,「女の子が登場したところ」である。ここからいろいろと不思議なことが起こり始めているのだ。そして不自然な女の子の様子。
     それらを子どもたちに見つけさせた。
     「しかくいたてもの」という表現,地名を知らない,男の子が現れると急にあわてるなどである。
     最後は慌しくなって授業を終えてしまった。
     ファンタジーに入った「瞬間」ということをもっと意識させるとよかった。
     

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