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【同時進行の向山型国語5年(教育出版)】
「読書感想文の書き方」
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
作成日:2006年7月24日
更新日:2006年7月25日
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【授業記録】
第 1時 7月24日(月) 「読書感想文とは?」
- 新卒以来,読書感想文の指導らしき指導をしたことがない。
今年,諸般の事情で夏休み明けに読書感想文をコンクールに応募しなければならず,指導することにした。
『苦手な「作文」がミルミルうまくなる本』(向山洋一編,師尾喜代子著 PHP文庫)の追試だ。
- 夏休みの宿題に読書感想文があることを子どもに告げ,読書感想文の書き方を勉強していくことを話した。
子どもに「これまで国語のお勉強で読書感想文の書き方を習ったことがあるか?」と聞くと,誰も習ったことがないと言う。
- まず,子どもに「内閣総理大臣賞」を受賞した読書感想文を紹介する。
3人に感想を聞いた。
良くある読書感想文のダメなパターンとして「本の紹介をずらーっと書いているもの」ということを挙げ,
「この感想文の中で,本の内容を紹介している部分に線をひきなさい。」
と指示した。
驚くほど少ない。
「内容の紹介以外の部分はどんな部分か。」
と尋ね,何人かに聞く。
思ったこと,感想,体験したことなどが挙がる。
読書感想文というのは「体験文」であることを教え,黒板に「読書感想文→体験文」書き,ノートに写させた。
- いよいよ本題の書き方について。
題材として「ありときりぎりす」を使用した。
教材文を配り,読む。
書き方その1として,
「心に残ったことを書きぬく。」
と板書し,それぞれノートに書かせた。
ある程度書けたところで,何人かに読ませる。
- 続いて書き方その2。(「心に残ったことと似た体験を書く」)
と思ったら時間切れ。(若干説明などを済ませたが)
次に持ち越し。
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第 2時 7月25日(火) 「心に残ったことと似ている体験を書く」
- 昨日の学習を振り返って,いくつか例示し,
「心に残ったことと似ている自分の体験を書きます。1つ書けたら持ってらっしゃい。」
と指示。
持ってきた子に板書させた。
- ピアノの練習をあとでやろうと思っていたのにできなかった話,寒いから上着を持っていくよう言われたのにもっていかないでやっぱり寒いのであとから上着を取りに帰った話,まだまだ時間があると思っていたら約束の時間に遅れてしまった話などが挙がる。
意味を取り違えている子が何人かいたので,ノートを持ってきたときに指導。
- 続いて次のステップ。
前掲書にあった「ありときりぎりす」の読書感想文を配布し,読んで聞かせる。
「この中で,みんながやった①の部分,書き抜いた部分が2か所あります。そこに線をひきなさい。」
と指示。
はじめ→①→②→①→②→おわり(自分の考えなど)
という流れになっていることを説明する。
それをまとめて,書き方3「①と②を行き来しながら感想文を書き,最後に自分の考えを書く」と板書した。
それと,流れをノートに写させ終了。
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第 3時 7月26日(水) 「」
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