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【同時進行の向山型国語6年(教育出版)】
黄金の三日間 国語の授業開き「とびらの詩」
TOSSシグナス/札幌向山型国語研究会 田上大輔
作成日:2007年4月11日
更新日:2007年4月11日
【授業記録】
4月9日(月) 黄金の三日間 国語の授業開き「とびらの詩」 |
持ち上がり学級の黄金の三日間,国語の授業開き。持ち上がりであるから,基本的な学習ルールの確認は最小限に行っている。
明治図書から出版されている「黄金の三日間 国語の授業開き」(田上大輔+札幌向山型国語研究会著)の杉本任士氏の実践をもとに,前半部分と後半部分を修正して授業した。
念のため,教科書とノートの記名と折り目付けができているか,お隣同士確認させる。
全員出来ている。
まず範読をする。
「明日」の読み方で混乱しそうだったからだ。
指示 全員起立。1回読んだら座りなさい。座った人は微音読をしています。 |
そして,「指名なし朗読」を行う。
指示 読んでもらいます。先生はあてませんので,読みたい人は立って読みます。 |
最初にOさんが立つ。
発問 今の読み方でとってもいいところがありましたね。言える人? |
と聞く。
「言葉で」と「感じている」の1マス開けを意識して読んでいることを言った子がいた。鋭い。
同じようにどんどん進める。
途中で,「連と連との間をしっかり開けている」という意見が出る。
それを誉め,「連」はあとで扱う予定だったが子どもから出てきたので連の意味を確認した。
結局,6人が指名なし朗読に挑戦した。
教科書の上にAと書かせた。
発問 この詩は何連からできていますか? |
6連である。
それぞれ番号をふらせた。
発問 1連から3連までは,誰のことですか? |
「あなた」「わたし」「みんな」だ。4連に書いてある。
続いて,
発問 5連,「言葉と一緒に生きている」のは誰ですか? |
発問 作品の中に何度も出てくる大切な言葉をキーワードといいます。この詩のキーワードは何ですか?漢字2文字です。 |
「言葉」だ。
最後に6連を読ませる。
ちょっと中途半端に感じる終わり方だ。
発問 もし4行目を付け足すとしたら,どんな文を入れますか。キーワードの「言葉」という言葉を入れて作ります。 |
ノートに書かせて,持ってこさせ,板書させる。
言葉が無くなるまでずっと・・・。
言葉と一緒に生きていく。
言葉が広がる。
ひろがる言葉。
みんな言葉で生きていく。
未来から言葉へ。
言葉で未来を生きていく。
言葉の終わりは世界の破滅。
言葉と一緒に生きている。
言葉はずっと生きている。
という意見が出た。
6連の3行を全員に読ませ,続きを板書した子に読ませた。
いくつか分類(タイトルに関わるもの,繰り返しなど)し,どれもいい事を認めた。
説明 言葉を大切に,豊かにしていくのが国語の時間の勉強です。 |
と締めくくった。
少し時間があったので,つぎの「風景 純銀もざいく」の音読練習を行った。
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