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【参観日の向山型国語授業メニュー】

「漢字パズルに挑戦!」~に隠れている漢字

TOSSシグナス札幌向山型国語研究会  田上大輔
作成日:2007年4月29日
更新日:2007年4月29日

【授業記録】 2006年11月30日 

 向山実践「漢字探し」の追試です。子ども達が熱中します!

 黒板に  と板書する。

発問 次の図()の中にいくつの漢字が含まれていますか。
    できるだけたくさん見つけなさい。

といい,2つ例示した。
 「田」と「上」だ。
 
 ものすごい集中力で,子ども達は隠れた漢字を探していく。まさに「熱中」という言葉がぴったりの授業だ。
 
「5個書けたら一年生レベル。10個で二年生・・・25個で五年生。30個書けたら六年生だ。」
などと「いくつ解けるのかの目安」を示し「煽る」ことも,熱中させるのには大切である。(この個数は学年や子どもの実態に応じて変化させる)
 
 事情で授業時間が短くなったり,この時間だけでは終わりそうもなかったので,時間いっぱい漢字探しをさせた。
 お家でやってきてもよいことを話し,今度の国語でまとめることにした。
 
 次の時間,5分ほど追加で考えさせる。
 そのあと,一番多く書けたA君(59個)に板書させる。(Bさんも同数だった)
 他の子ども達には、自分と同じ漢字があったら印をつけ、自分が書いてない字は写すように指示しておく。これで見ている子も集中する。
 
「これに3つ付け足せる人?」とどんどん付け加えていく。
 誰もいなくなったら
「これに2つ付け足せる人?」
「これに1つ付け足せる人?」

としていった。
 最後に,黒板に書かれた漢字についていいかどうかを検討した。
 
 結局,授業中にでたものと,授業後の休憩時間に追加されたものを合わせて69個の漢字を発見した。
 ちなみに日本一は,北海道枝幸町立枝幸小学校3年1組(中田学級)の記録122個(※このページを作成した日現在)だ。全国の記録を紹介するというのも盛り上げる秘訣の一つである。
 3年前,6年生で授業したときは91個だった。
 6年生と比べると,習っていない漢字の出現が少ない。
 記録は水野正司氏のサイト『向山実践「漢字探しの授業」の追試』(TOSSランドNo1119002)で見ることができる。
 
【5年2組で発見された漢字】
田,上,一,二,三,木,米,日,旧,口,下,人,入,不,平,水,氷,火,大,犬,太,円,六,七,八,山,出,王,玉,川,干,力,刀,丁,工,天,小,少,子,石,光,止,困,因,示,右,万,己,乃,士,又,十,比,夕,内,圧,元,土,了,巾,刃,穴,羽,区,凶,乙,兄,巳,巴

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