「サークル通信」第7号 2002.8.19(田上)

 

 8月16日(金)は第6回目の例会。サークル結成以来半年が経過しました。
 参加者は,夏休み中(お盆中)ということもあり,赤塚先生、松村先生,田上の3名。
 しっとりとした例会ながらも内容は充実です。

 

1.共通課題に挑戦

 「共通課題に挑戦」では、向山型算数教え方教室8月号の「向山型算数に挑戦35」の模擬授業をしました。

 授業の大まかな流れは3人とも共通。参考にしたHPが同じだったのです。
 基本線は,前回例会後のファミレスで私が出した演習問題同様に,
 「一対一対応」→「具体物」→「半具体物」という流れでしょう。
 その中でも松村先生の「変化のある繰り返し」での授業の進め方が秀逸でした。

 ただ,3人とも1年生担任経験がなく,この時期の1年生が「平仮名は書けるのか」「黒板と同じに書くことができるのか」など,どの程度のことをできるのかが分かりませんでした…。
 それによって授業の中身が変わってくると思います。

 

2.模擬授業(各5分間)

模擬授業は,

(1)「TOSS北海道合宿用模擬授業その1」(田上)
(2)
「小数のわり算」(赤塚)
(3)
「TOSS北海道合宿用模擬授業その2」(田上)
(4)
「TOSS北海道合宿用模擬授業その3」(田上)

 「1」「3」「4」は,合宿用模擬授業なので詳細は後日ご報告します。

(2)赤塚先生 「4年算数 わり算の暗算」

 図をどのように扱うかがポイント。教科書をあまりに前後しすぎると,ついてこれない子がいるのではないか。
 「そっくりそのまま写しなさい」という指示も多用しすぎるのはどうか。
 この単元は,初めて単元を通してメインで授業することになっている(田上学級で)新卒の赤塚先生。例会のたびに力をつけてきている赤塚先生に期待!

 私の「TOSS北海道合宿用模擬授業」についても,かなり突っ込んで検討していただいた。ここは少人数のよさかも…。

 休憩中,松村先生のセミナー報告。
 向山型算数セミナー,サマーセミナー,向山型国語教え方教室と「黄金の3日間」を過ごした松村先生。うらやましい限りです。

 

3.レポート検討

出されたレポート類は全部で以下の3つ。

(1)「シルバーの3日間」の計画(田上)
(2)算数プラスワンの原稿(田上)
(3)提案〜英会話を泉野タイムに(松村)

 田上の(1)。「シルバーの3日間」と銘打ったが,実質は「1日」勝負だ。初日どうのぞむか。ポイントは,レポートにもある通り,「たくさんの提出物」や「こちらからの配布物」をどのように処理するかだ。
 「たくさんの提出物」は置く場所を決めておき,提出したらそこにおいてある「氏名一覧表にチェックする」という方法をとっている。
 「こちらからの配布物」は事前に机の上に配っておく。
 これで,貴重な初日の時間がある程度確保できる。

 田上の(2)。依頼を受けていた「算数プラスワン」の原稿。
 7月に入り,原稿依頼をされるようになった。うれしい半面,「自分のようなものが原稿を書いていいのか」という思いもあったが,「力がないから原稿を書かせていただき力をつけていくのだ」と発想を変えてみた。
 さて,この原稿だが検討していただきうっかりミスに気がついた。自分一人では気がつかなかっただろう。急いで仕上げて検討していただき,本当によかった。感謝!

 松村先生の(3)。英会話を総合的な学習の時間に35時間導入するという提案です。自分のクラスだけでなく,学校全体,全ての子ども達に「英会話の授業を受けさせてあげたい」という松村先生の気概に感激。
 旧文化のはびこる北海道で困難は多いと思いますが,全面的にバックアップします!結果をお楽しみに。

 

4.アフター

 アフターは,少人数だったので松村先生のご希望で初めて「パスタ・デ・ドーモ」へ。(オススメです!)
 「シグナス」拡大に向けてひっそりと語り合いました。
 

 次回例会は、9月13日(金)を予定。参加希望の方は、田上までメールを下さい。

 

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