「サークル通信」第8号  2002.9.13(松村)

 

 2002年9月13日(金) ,13日の金曜日に行われた第7回目の例会。サークルをたちあげて半年たったこの節目のときに、札幌から松岡先生が来てくださった。ESCAPEに引き続きである。う〜ん、胆振が熱い!!
 参加者は、田上先生、赤塚先生、工藤先生、荒井先生、千葉先生、松村、に加えて厚真の和田先生、豊浦の輪島先生、由仁の堤先生と初参加の先生が3名!ようこそ!そして、松岡先生をお迎えしての計10名。

 

1.レポート検討

(1)研究指定2年次中間報告(堤)
(2)初任者研修を受けて(赤塚)
(3)ダメ、絶対 シンナー編(松村)
(4)学級通信「STEP UP」(荒井)
(5)英会話学習指導案(荒井)
(6)学級通信「シグナス」No.51~No.60(田上)
(7)初任者研修資料、5年2組の算数授業について(田上)
(8)初任者研修資料、あかねこ漢字スキルの指導(田上)

(1) 指導案の書き方を提示してもダメ。自分でつくって、授業をする。その方がずっとわかりやすい。発問や指示に番号をつけるのはなぜか、というのもわかってくる。という松岡先生の言葉にただひたすら納得するばかり。発問などに番号をつける理由が初めてわかった。研究協議のときに生きてくるのである。次々と感想を言わなくてはならない緊張感で脳みそもフル回転。

(2) 初任研で行った「向山型算数」の模擬授業の報告。講師の先生の「リズムとテンポはあるが、子どもたちに考えさせているのか。算数は子どもにもっと考えさせることが大事だ。」は「向山型算数」にとってはほめ言葉では…。

(3) 保健の時間に行った「ダメ、絶対 シンナー編」の授業報告。発問が抜けていることを瞬時に松岡先生に指摘される。そういう目を持たなくてはならない。

(4) 着衣水泳の報告が見事!松岡先生がHPにUPすべきと絶賛。

(5) 文部科学省の資料をつけてあり、文句のつけようのない(つけられようのない)指導案。

(6) 暗唱指導から努力の話へと流れる展開。いつもながら読んで楽しい、ためになる通信。追試したいです。

(7) 教科書どおり教えるために何をすべきかはっきりと示されている。こんな資料に初任者のうちにめぐり合えるなんてラッキー!

(8) 実際にあかねこを使って模擬授業をするのがベスト。

2.共通課題に挑戦

 向山型算数教え方教室9月号の「向山型算数に挑戦36」挑戦者は、赤塚先生、田上先生。教科書どおりに表を写して、教科書どおりの順番に問題を解いていく。

 松岡先生は、教科書の表を枠はそのままに、順番を変えて写させた。それだけでぐっとシンプルに。さらに、問題を解く順番も変える。説明なしでいつの間にか基本形がおさえられていた。終わったときには「はぁ〜・・・。」とため息がこぼれた。

 

3.模擬授業

(1)英会話(荒井先生)
(2)小数のわり算(赤塚先生)
(3)英会話(松村)

(3)批評のコメントより。フラッシュカードを出すタイミングが遅いとの指摘。子どもとのやり取りにギクシャクしたものを感じていたその原因がわかった気がする。

 

4.松岡先生の模擬授業 「MAKE A WISH」

 これぞTOSS道徳。 力のある教材と松岡先生の語りを文字に表すのは困難です。私は涙、涙でした。

 

5.アフター

 居酒屋さんで松岡先生を囲みました。千葉先生の「共通課題に挑戦」。教科書どおり表を写させる。その時点で私たちはニヤニヤ(ごめんなさい千葉先生)。松岡先生の教科書を見抜く力はすごいなぁとあらためて感動。
 千葉先生の学級通信を読む。1号で一つの話題。描写のある通信。親からの反響もすごい。松岡先生の一言で、こんな通信を書いてしまう千葉先生、すごい。
 電車の時間もあって1時間ほどだったが、松岡先生にたくさんのことを教えていただいた1時間。松岡先生、来ていただき本当にありがとうございました!

 

 次回例会は、10月11日(金)を予定。参加希望の方は、田上までメールを下さい。

 

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