「サークル通信」第9号  2002.10.13(田上)

 

 2002年10月11日(金) に行われた第8回目の例会。参加者は、、赤塚先生、工藤先生、荒井先生、荒木先生,千葉先生、松村先生、田上に加えて初参加の坂本文恵先生の計8名。
 文恵先生は,坂本武史先生の奥様で,中学校の国語の先生です。今後ともどうぞよろしく!

 

1.レポート検討

(1)「分数のかけ算」授業報告(赤塚)
(2)学級通信「シグナス」No61〜71(田上)
(3)問題行動があった時に子どもの口から事実を話させる方法(田上)
(4)「英会話を楽しもう」第23時指導計画(田上)
(5)学級通信「トライ!」6号分(坂本)
(6)学級通信「STEP UP」(荒井)
(7)総合的な学習の時間 授業案(荒木)
(8)参加者が涙した「呼びかけ」指導(千葉)
(9)学級通信「COOL RUNNING」No64〜72(千葉)
(10)平行四辺形や三角形の面積 授業案(松村)

(1) TT担当の赤塚先生が,メインで6年生のこの単元を授業している。レポート報告後,「じゃあ,ここで授業やってみて。」との田上の声。いつも困らせてゴメンね…。(結局赤塚先生はこの日3回模擬授業をすることに!日に日に力をつけてきています。)

(2) 謎の連載「歯医者日記」。このようなくだらない話も子どもには好評。ただ,本当にくだらないのです…。

(3) 『長崎向山塾18号』に載っていた伴先生の追試です。怒鳴らず脅さずとも子どもが自分から何があったかを話すのです。『長崎向山塾』は本当におすすめの本!ぜひご購読を。

(4) 公開研で行った授業。最初にトラブルがあって,どんよりした雰囲気で始まった授業も,細かいパーツを組み合わせて作るTOSS英会話。最後にはノリノリで終了。英会話の授業はどれだけのパーツを持っているかが勝負!

(5)とても読み応えのある学級通信。上杉鷹山の話など歴史上の偉人のエピソードを交えたスタイル,参考になりました。学級通信を読み聞かせする学級開き。ぜひ追試してみたいです。文恵先生からの質問,「学級通信はどこで書くか?」。教室で子ども達の机を見ながら書ければいいのですが,なかなか余裕がなく…。

(6)テレビの見過ぎ,ゲームのし過ぎの弊害について授業したものについての内容。子ども達に1回は必ずしなければならない内容です。『ゲーム脳の恐怖』(NHK出版,森昭雄著)はみなさんの読みになりましたか?

(7)子どもが回りの人にアンケートをとるというゲームがおもしろそう。ぜひやってみたいゲームです。パソコンを授業でフルに使えるという環境がうらやましい限りです…。

(8)記念式典での呼びかけ指導について。内容は千葉先生のHPでご覧になってください。コメントについては,「北海道ML」にて山田先生がお話になっているので…。

(9)毎回毎回唸らされる学級通信。子どもを見る目,授業を再現する力,引きつけられる文章,圧巻です。検討の中では評論文の書かせ方についての話題が。

(10)アフターで出されたもの。後述します。

2.共通課題に挑戦

 向山型算数教え方教室10月号の「向山型算数に挑戦36」。挑戦者は、赤塚先生、荒井先生,千葉先生,田上。
 四捨五入は「までさん」が基本なのだろうが,それぞれの先生の基本形には微妙な違いが。低位の子にとっては躓きやすい内容。どうすれば分かりやすく間違えにくくなるのか,向山先生の解が楽しみです。

 

3.模擬授業

(1)時計を使ったゲーム(千葉)
(2)分数のかけ算(赤塚)
(3)数字の英語ゲーム(田上)
(4)国語「人類よ、宇宙人になれ」(荒井)
(5)百玉そろばん(松村)

(1)やっていくうちにある「法則」に気付いていく。隙間時間にできる知的なゲームです。

(2)もっとテンポよく進めてもよい。まったりし過ぎている。余談だが,謎の多いK出版の算数教科書である…。

(3)百玉そろばんを使って英語の1〜30までの練習。その後「Don’t say 25」というゲームをする。その後の松村先生が同じく百玉そろばんを使ったので,自分の未熟さを痛感し惨めに…。

(4)テンポよく発問を繰り返していくのが心地よい。途中の誉め言葉,荒井先生に言われるとうれしくなってしまう。「1字読解」でもよかったのでは?

(5)練習の成果が存分に発揮されていた。すごい!それにしても「末廣ソロバン製」教授用ソロバンはすごい。使いやすさが私の学校のものとは全然違う。購入は「東京教育技術研究所」で。

 

4.五色百人一首大会プチリハーサル

 10月19日(土)の五色百人一首大会に向けて,松村先生が読み手になっているためその練習。私も審判をやるが,細かいルール・動きについて忘れている部分もたくさんあったので,もう一度確認が必要。
 松村先生の読みは完璧!
 後は大会を待つばかり。向山先生の読みが聞けるのが楽しみです。

 

5.アフター

 某ファミレスへ。いつものように教育の話で盛り上がる。

 松村先生から,サークルで出せなかった研究授業案が出される。平行四辺形を長方形へ変換する際どうするか?フラッシュが使えればいいのだが…。向山型算数を校内で広めるためにもぜひ成功を!

 また,「札幌向山型国語」の時に千葉幹雄先生からお借りした『教室ツーウェイ4月創刊号』をみんなで見る。法則化運動の重みをずしりと感じる。ところで、最初のツーウェイには「ファッション」のページがあったのはご存知でしょうか?

 

 次回例会は、11月15日(金)を予定。参加希望の方は、田上までメールを下さい。

 

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