「サークル通信」第10号  2002.11.4(田上)

 

 2002年11月4日(月),第9回目の例会。田上の自宅にて臨時に開きました。赤塚先生が,明日から急遽6年生の担任になることになり,その「出会いの一日」の検討会をすることになったのです。赤塚先生は新卒で,これまでは算数の少人数指導担当(実質TT)でした。担任するクラスは,詳しくは書けませんが,ちょっと訳ありのクラスなのです…。

 参加者は、、赤塚先生,荒井先生,松村先生,坂本文恵先生,田上,田上の妻,田上の息子(0歳8か月)の計7名。サークル員が一丸となって赤塚先生をバックアップします!

 

1.「出会いの1日」計画レポートの検討

 まず赤塚先生の「出会いの一日」計画レポート検討です。粗いレポートでした。大事なことはほとんど書かれていませんでした。

  1. 担任の先生が数か月休まれることになったので,治るまでの間担任になること。

  2. しかし,「代理」ではなく,担任として,気概をもって指導すること。

  3. よって,大きくクラスのシステムを急に変えたりはしないが,些細なようで大事なこと,今までのシステムで明らかにおかしい所,その他指導していくうえで必要なことについては,赤塚流に変えていくこと。

  4. 赤塚先生にとっては,出会いの1日で特別かも知れないが,子ども達にとっては,これまでの日常の継続であること。

という基本線を確認した後,朝から細かに計画を立て直していきました。

  1. 赤塚先生の代わりに少人数指導担当になる先生の着任式。どう指示を出して子どもを並ばせ体育館へ行くか。シンプル且つ具体的な指示を出すこと。

  2. 教室へ戻ってきたら朝の会。とりあえず普段通り進めさせ,出席をとる。ここまでで,朝挨拶をした子,体育館に行く時椅子をしまっていった子,着任式での態度がよかった子,出席をとるとき返事をした子,とほめることがたくさんあるので,必ずほめること。

  3. 赤塚先生の考えてきた「所信表明」は,途中からの担任としてはくどいので,「叱る三原則」の部分のみいうこと。

  4. かなり曖昧になっていたらしい当番,給食,遊びの約束など既存のルールについては,子ども達のやりとりの中で確認していく。但し,ほぼ無秩序だった給食時のルール(配膳,お代わりなど)については,厳しく徹底していく。

  5. 授業は特別なことをするのではなく,普段通りの事をする。時間が余った時のために楽しく知的なことを考えておく。

などなど,事細かな確認をしていきました。

 

2.模擬あかねこ漢字スキル

 その後,模擬あかねこ漢字スキル。
 赤塚先生ははじめて使います。
 赤塚先生の「模擬スキル」をサークル員一同で斬っていきます。ユースウェア,曖昧な指示,怪しい誉め言葉を一刀両断です。(自分の我流も分かって良かったです)

 ピンチに陥ったサークル員のために仲間がたくさん集まってくれる。
 赤塚先生の真摯に学ぼうとする人柄のあらわれです。
 「サークルっていいな!」とあらためて痛感しました。

 

3.アフターならぬビフォー?

 サークル開始前にみんなで焼肉&ジンギスカンをしました。昼食を食べながら語らうのは「ブレスト」とは言わないのでしょうか?言わないのなら「パワーランチ」と言っておきましょう…。

 荒井先生のもってきてくれた「厚真ジンギスカン」,絶品です!肉が厚くて柔らかくてジューシーでマイルドで。

 「厚真ジンギスカン」に興味のある方は,荒井先生までメールを!???

 

 次回例会は、11月15日(金)を予定。参加希望の方は、田上までメールを下さい。

 

法則化サークル「シグナス」 トップページへ

inserted by FC2 system